そこそこ前になりますが、仕事でブルネイに行ったことがあります。ブルネイからは日
本はLNGを輸入している国です。治安が非常に良いのが、この国の特徴で夜、夜中に
街中を歩いても全然問題がないと言われました。それを受けて夜遅くに街中を散歩して
みましたが、本当に不安がない。金色に輝く建物があったので、よく見てみるとモスク
でした。嫌な感じでなく、素敵な金色に輝いて本当に綺麗です。丸で別世界のような、
そんな気持ちになりました。
当時の説明でも国民の7割が公務員で、公務員になると王様から家がもらえる、そんな
逸話がありました。LNGの輸出で本当に豊かな国なのでしょう。かなり驚きですね。
回教の国ですから、皆さん真面目だし、お金に困らないから犯罪もないのかな、と思い
ました。少しだけ少数なのか、海の上の小さな家で生活している人達もいるようなお話
も耳にしています。
今は以前と違って、石油、天然ガスの世界的な消費量が減っていますから、ブルネイの
LNGの可採年数も伸びているのかも知れません。日本とは全く別世界のブルネイ。金色
のモスクが、子供の頃、頭に描いた千夜一夜の物語のようにお伽話の世界のような感じ
がしきりにして、物凄く不思議な感じが続いていました。ある意味、夢の国なのかも
知れません。まずは行く機会がないだろうブルネイ。平和で落ち着いた国のように思え
ました。