世界の中で本当に美味しい物として例えられる「上海ガニ」時期は少し遅いですが、丁
度今です。仕事で1週間ほど上海に行っていたことがあり、上海ガニを始めて食べまし
た。最初のお店に名前は「成隆行蟹王府」というお店。全然期待もせずに、行って食べ
たらもうかなり驚きました。もともと毛ガニが大好きですが、上海ガニは毛ガニに濃厚
なウニを混ぜて、何倍も濃縮した感じの食べ物。もう、大感動でした。世の中にこんな
美味しいものがあるんだ、と言ったようなそんな感じすらします。ボイルした牝ガニは
若い綺麗なお店のお嬢さんが剥いてくれるし。スープから何から全部カニが入っていて
もう、頬っぺたが落ちそうな感じでしたね。ボイルしたカニの一番大きなのは、5~
600gはある毛ガニぐらいの大きさです。こんなの銀座でも絶対に食べられません。
まあ、実際帰国後に国内でも何度か上海ガニを食べましたが、上海で食べたカニとは
同じ美味しさのカニは1度ども会っていません。1度だけ帰国後にすぐ、ネットで買った
上海ガニは小ぶりでしたが、美味しかった。わざわざ香酢も買って使いましたね。そん
なわけで本当に美味しい上海ガニを上海にいた時に何度か、食べたわけですが、それ以
降は美味しい上海ガニは出くわしてません。国内では高いですしね。かなり高い。でも
本場には負ける味。近年は海水温も上がったためか、上海ガニのオス、メスの旬の時期
もずれているとのこと。今はボイルしたものを輸入も出来ません。もちろん、偽物も
多いそうです。次回は国産でモクズガ二の美味しいものを狙って食べてみようかな、と
思ってます。本当は上海に行けば良いのですが、それは妻が大反対ですので。
仕方ないです。しかし、世の中、本当に感動する食べ物が、まだまだあると感心しまし
た。