地球に天体が衝突する危険性が以前より高いと言う研究論文がイギリスから出されまし
た。現在、地球に衝突する危険性のある天体は主に小惑星帯に関してのものであるが、
この軌道より遥かに大きな軌道を持つ、「ケンタウルス族」と呼ばれる巨大彗星が
過去20年間で数百個も発見され、潜在的に地球に衝突する天体が増えたと言われていま
す。巨大彗星は直径50km~100kmで氷と塵で出来ているとされています。巨大彗星は
太陽に近い軌道を取り、これで彗星が破壊されると尾を引くようになり、その現象に
よって地球への衝突を避けられなくる、と論文では述べています。
更にこの研究論文では、これだけ巨大な彗星が破壊すると最大で10万年間、この彗星の
破片が地球に降り注ぐということが述べられています。まあ、色々書きましたが、地球
もそうですが、月にだってクレーターが無数にありますし、恐竜が滅んだ原因も天体が
地球に衝突したことによる、とされていますから、この先、天体が地球に衝突する危険
性は、そのまま残ってるわけです。今回はその危険性のある観測対象となる天体に巨大
彗星を加える必要があるという論文で、新しい宇宙観測の知見が盛り込まれた、と言っ
て良いでしょう。もう、こうなってくると何が安全で何を心配すれば良いのか、と言う
ことが分からなくなってきます。科学なんてのは予測は確率で言いますが、現実は起き
るかおきないかの2つに1つな訳で確率の数値は、そこで意味が無くなります。
こうなってくると何を心配するかと言うことは、あまり意味がなく、起きたらどうする
か、起きる前に何をやっておくべきか、そんな話になりますね。そうなると日々、悔い
なくどんな生き方をするか、どんな生活をするか、になるように思います。是非分かっ
ているけど、出来てないねぇ、ではなく、分かっているから、日々そうしてますよ、そ
んな生き方にしたいものです。