前にN〇KのTVでも特番として取り上げたようですが、大震災から今になっても俗に言
う霊的な体験が被害のあった東北地方で続いていると言うお話です。確かに1000年に
1一度と言われた大災害ですから、亡くなった方も1万6000人弱、不明になったままの方
も2600人余りもいて、本当に甚大な被害だったわけです。先日のまた、N〇Kでやった
番組でも地震で亡くなった原因は胸部圧迫による窒息死等の説明をしていました。もう
21年になるそうですが、阪神淡路大震災の際にも亡くなった方は6400名余り。それでも
阪神淡路の際には、ここで言う、霊的な経験談は余り出ていなかったそうです。
しかし、今回はそんな俗に言う幽霊を見た話が多々あり、現地の方々はそれを受け入れ
ているような、そんなお話しだったです。阪神淡路と比較して全く違うのは、「津波」
の話ですね。自分もいまだにYouTubeで見たりしますが、あの津波の高さ、凄さは尋常
ではない。想像に絶するとは、このことを言うんだろうな、と言った大災害でした。そ
の意味からすれば、「津波」のことをよく分かっていなかった方々が急に津波に襲われ
てなくなったのなら、自分が死んだことを理解しないまま、亡くなったのではないか、
そんな気がします。直接的にそれが関係あるか、分かりませんが、気持ちとしてはある
ように思います。また、それを地域の方が受け入れている、と言うのも本当に不思議な
感じがします。亡くなった方と何とかして会いたいとか、そんな気持ちから、そんな関
係が生まれているのかも知れません。場所によっては、本当に不思議な現象であっても
それを自然に受け入れてる話も聞いています。ここで重要なことは、そんな現象がオカ
ルトであるとか、幽霊だとか、そんな話ではなく、実際にそんな不思議な現状が多々起
きていると言う現実と、それを受け入れている被災者の方々のことです。
自分も生まれは盛岡ですから、三陸地方に建設されていた堤防の高さは子供の頃から
知っています。また、亡くなった母方の祖母ちゃんから、チリ地震津波の被害に合った
話も聞き、そして堤防が作られた話も聞いています。それを目で実際に見ていただけに
あの堤防がいとも簡単に崩れてしまった震災の凄さは、本当に心の底から恐いと思いま
した。そんな中で多数の方が状況が分からずに亡くなったからこそ、今の話が出てきて
いるんだそうなと思っています。