気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

震災でもう5年。でも、まだ5年なんです。

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あの1000年に1度と言われた東日本大震災から今日で5年です。本当にアッと言う間

です。今日も震災の特集をTVでやってます。震災に遭った人の話を聞くと、どうして

も泣いてしまいます。多くの生き残った人が、「なんで自分も死ななかったのか」と

か、「死ねば良かった」とか、最初の間は思うのだそうです。手を繋いで逃げたはず

なのに津波の勢いで祖母の手を放してしまい、祖母が死んでしまった女性。首まで

ある濁流の中、近所の子供3人を助けていたために、助けを叫んでいる女性を助ける

ことが出来なかった中年男性。聞いてるとみんな自分を責めてる。気持ちは分かるけ

ど、そんなに自分を責めないで、と言いたくなる。でも、こっちは第3者だから、どれ

だけ真剣なのかが違うだと、思ってます。

 

そして、お金が用意出来なくて仮設で家に住んでいる多くの人たち。そして、救済の

手から漏れて孤独に亡くなっていく、お年寄り達。どう考えてもオリンピックに向け

ての投資より、東北の被災者救護でしょ。国なんて思った以上にそういう困った人

たちに冷たい。地方自治体は当事者ですから、温度は違うように思うけど。生活に

問題のない一般国民はもっと声を大にして言うべきです。被災者をもって助けてあげて

と。日本なんて裕福なんだから。いまだに。1000年に1度の天災被害を全部自分で何と

か出来る人の割合は、そんなには多くないはずです。そして、声を大にして言いたいの

は、東北の人間は、きつくても我慢して言わないんです。じーっとこらえて我慢して

る。それは決して大丈夫ではないんですから。

 

最後に明るいことを1つだけ。当時子供だった人たちの思いが凄いです。みんな地元を

助ける、地元を元気にする仕事に就きたいと言います。それも幼い目に確固たる決意を

焼き付けて。もう、それを聞いていて、いじらしくて、また、泣けてきます。こんなに

幼いのに、君はもうそんな決意があるだと。そして、子供は強いと思いますね。生きて

るだから、災害を受けない町にするんだ!とか。君たちの、その強い意志は絶対に

将来、輝くように思います。絶対にです。