昔のことを思い出したら、小学校の頃の夏休みとかに少しだ離れた池に行って鬼ヤンマ
を取りに行っていたことを思い出しました。多分毎日行っていたように思います。もち
ろん一人ではないです。仲間と数人でですね。なんか必死でやってました。
鬼ヤンマは飛ぶのが早くて簡単には捕まりません。確か銀ヤンマもいたかな。その池に
行くと鬼ヤンマが池の内側を回って飛ぶんです。ツゥー、ツゥー、ツゥーって感じです
かね。1mちょっと飛ぶとヤンマは止まるのです。そして数秒かな。そしてまた飛ぶ。
それで池を周回するんです。高さは水面から50㎝~80㎝ぐらい。結構、水面には近かっ
たです。ひょっとしたら産卵のためだったかも知れません。当時はそこも分かっていません。
それを池の周囲に立っている木の陰に、補虫網を持って隠れて、ヤンマガ来たら、その
網で捕まえるんです。かなりの緊張感だし、いつも捕まるわけでもないので、凄く楽し
みでした。残念なことにヤンマがたまに振った補虫網の淵に当たって頭が飛んで無くな
っちゃうこともあったんです。網はもう本当に思いっきり振るので。だから網の淵に
ヤンマガ不運にも当たったら、そうなったのでしょう。そうなると捕まえたと喜んで
いたのに、がっくり来ます。もちろん、ヤンマの方がいい迷惑だったと思いますが。
それでも捕まえたヤンマは虫かごで少しだけ様子を見たら、逃がしてました。蚊や蝿と
か害虫を食べる益虫なのは知ってましたので逃がすんです。今思うと本当に懐かしく
また青い経験だったように思います。今でもあの池にヤンマ来るのかな。