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沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

アルプスなどの氷河は今世紀中に消滅する・しかしそれは氷河期の前触れ?

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引用:https://skepticalscience.com/heading-into-new-little-ice-age.htm

 

上記の地球の気温変化42万年間を見て頂きたい。この年代スパンで言うと地球の気温は

降下している状況に見えます。少なくとも42万年間では気温の波のピークが5回あって

今はそのピークが過ぎている状況です。世間では地球温暖化の話が以前は随分出ていま

したが、その問題を置いておいてもそういうことです。そうなってくるとこれからは地

球の気温が下がる、言い換えれば氷河期に移っていく危険性があるわけです。この気温

は氷床からの調査結果なので信頼性はあるそうです。

 

そして、太平洋の深度2000m周辺の水温もここ100年以上は降下し続けているそうで

す。もちろん深海の話なので海水面の影響がその深度の水温まで出てくるのは、かなり

の年数を経ないと影響は出てきません。そして歴史を見れば1300年から1870年までは

ミニ氷河期となっていて、その影響がさきほどの深海の海水温に影響していると言われ

ています。それで地球全体の温度が変化するには時間がかかるということです。

 

一方最近の英科学誌ネイチャーに投稿された論文では、今世紀中には中欧、カナダ西部

や米国にある氷河は、ほぼなくなるという研究発表がなされました。そうなってくると

短い期間では地球は温暖化するが、大局的に見れば寒冷化が進むと言うことになりま

す。自分も欧州やカナダの氷河は実際に目にしていますが、あの綺麗な風景が見られな

くるのは寂しい気持ちもありますが、むしろそれによって環境がどれだけ大幅に変化す

るのかを思うと恐い気さえしてきます。今は情報過多な現代ですが、どの情報に関して

も精査して、本当はどうなんだろうと考える癖を付けたいものです。