引用:http://www.koredeiinoda.net/
子供の頃、親には漫画ばかり見ていると馬鹿になるとか言われながらも結構漫画を見て
いてその中でも今思い出してみると赤塚不二夫先生が大好きと言うか、完全に尊敬して
いました。こんギャグ、普通の人では絶対に考えられないと言うギャグがもう山盛りに
なっていて本当に尊敬していたのを思い出しました。「おそ松くん」は今でもやってい
ますし、かなりメジャーな作品なので置いておくとして、「もーれつア太郎」と「
天才バカボン」はバイブルみたいな扱いに最後はなっていたように思います。絵も
作風も大好き。この2つの作品に出てくる登場人物は全員大好きです。
61歳の自分ですが、これ以上のギャグ漫画は今でもないと思っています。赤塚先生ご自
身がバカボンのパパにも似ていて、これがまた非常に受ける。先生自身は1935年の生ま
れですから自分とは22年差。先生の父親もかなり厳格な方だったようなので自分と境遇
も似てます。一時期、本気で赤塚先生みたいになりたい!って思っていたりしてました
し。それだけ先生は天才で非凡で非常に素敵な方として自分には見えていました。
そして例のタモリを育てたのも赤塚先生と聞くと「なるほど!」と納得してしまいま
す。自分はタモリ氏を100%好きな訳ではないですが、その非凡さは最初から感じてま
したね。最初の頃の「ハナモゲラ語」なんて普通の人では絶対に出来ないし、そのタモ
リ氏が赤塚先生と繋がっていたとすれば、これも十分納得出来ます。なんせその縁とか
を知らなくても毛色が似ているのはすぐに分かりますから。
その先生も脳内出血で、その後寝たきりになり、満72歳でお亡くなりになっています。
お亡くなりになった年齢も平均からすれば少し早めですが、それまで先生がどんな生活
を送ってきたかを思えば当たり前に思える部分も多々ありますね。今前述の作品を見直
してみても全然古さを感じさせません。この漫画をいつも見ていることで亡くなった父
親からは少し馬鹿にされていましたが、今思い起こしてみても故赤塚先生は人生の師匠
であることは全く変わりません。