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沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

睡眠時間が長いほうが死亡率が高いと言う事実

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自分は余程のことがない限り、寝れないというのはないほうなので睡眠不足で悩むと言

うことが余りない人間です。20代前半とかはお休みの日は本当によく寝ていました。

多分12時間とか平気で寝ていましたね。それも1回も起きない。トイレとかどうなって

たんだろうって言う感じです。60歳も過ぎると6時間ぐらい寝ると目が覚める感じに変

わってきました。まさ、最近になって睡眠に関わる調査結果も少し驚く内容が報告され

ていますので、それをここでご紹介します。

 

 例えば、米国で行われた糖尿病の発症リスクに関する複数の大型調査結果でも、日常

の睡眠時間が6~7時間の男性に対して、睡眠時間が5時間以下の男性はその後、糖尿病

に1.95倍かかりやすい一方で、睡眠時間が8時間を超えている男性は3.12倍とさらに高

率に糖尿病にかかったと言う報告があります。また、日本国内でも長時間睡眠と死亡リ

スクの関係について調査したところ、40歳〜79歳の10万人の男女を約10年間追跡した

調査結果では、睡眠時間が7時間台の男性/女性に対して9時間台の人は死亡リスクが

それぞれ1.27倍と1.5倍に、10時間台の人は死亡リスクが1.67倍と2.03倍になったのだ

そうです。

 

この調査結果から分かったことは横軸に睡眠時間にし、縦軸に死亡リスクをとってグラ

フ化すると睡眠時間と死亡リスクの関係は「U字型」の関係になるということです。つ

まり、睡眠時間が短すぎても長すぎても、死亡リスクは高くなり、適正な睡眠時間があ

ると言うことです。これは意外だったかも知れませんね。睡眠が長いほうが長生きでき

る感覚でいました。この結果の理由に関しては、まだ解明できていないとのことです。

睡眠はよくよく考えてみれば本当に不思議な現象です。研究は進むに連れて更に様々な

事柄が分かってくると思いますね。

 

 

横軸に睡眠時間をとり、縦軸にリスクの高さ(健康指標)をとってグラフ化すると、不思議なことに睡眠時間と健康指標との間にはおしなべて「U字型」の関係が認められる。つまり、平均睡眠時間を底(最小リスク)にして、睡眠時間が短すぎても長すぎても、疾患の罹患や死亡リスクの高さと関連しているのである。