南アジア地域では雨期(モンスーン)の豪雨による被害が拡大しており、インド、ネパール、バングラデシュパキスタンの4か国で大規模な洪水や落雷により計650人以上が死亡した。当局が22日、明らかにした。被災者数の総計は1000万人を超え、数万人が自宅からの避難を余儀なくされている。

 インドでは、7月初めから続く豪雨により少なくとも467人が死亡。ウッタルプラデシュ、ビハール、アッサムの各州では、多くの地域が洪水により隔絶された。

 同国南部の沿岸地域にあるケララ州での見通しは厳しく、当局は22日、同州各地で「極めて激しい降雨」がある恐れがあると警告。同じく沿岸部に位置するカルナタカ、西ベンガルの2州とヒマラヤ地方のシッキム州でも豪雨が予想されている。

 隣国のネパールでは、90人が死亡し、29人が行方不明となっているが、今後は大きな被害は出ない見通し。洪水が頻発するバングラデシュでも、豪雨による水死や落雷被害などが相次ぎ97人以上が死亡し、国土の3分の1が冠水した。さらにパキスタンでも少なくとも30人が死亡した。(c)AFP

被災者が1000万人なんて想像も出来ません。人口の密集国なので、そういうこともお気てしまうのでしょう。各国からの緊急支援も絶対に必要です。自国だけでは対応は無理だと思うので、一刻も早い支援が必要に思います。しかし、道路も多分寸断されているでしょうし、運搬等非常に困難な状況のように思います。出来るだけ多くの被災者の方が復興出来るよう、心からお祈りいたします。