気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

家族同居での孤独死増加と中高年引き籠り孤独死の話

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今回は最初は神戸新聞に出ていた家族同居時の孤独死の話です。非常に暗い嫌な話では

ありますが、重要と考え、取り上げます。2つめは引き籠り中年の、これも孤独死の話

です。これも悲惨で非常に暗い話ですが、いつ自分の身に起きても不思議ではない、

非常に重要な話として取り上げます。

 

まずは家族同居での孤独死の話。これはニュースを読んでみると老人の痴呆症の家族と

一緒に生活していた場合に面倒を見て片方が突然亡くなる例が増えている、という話と

同居していたが引き籠りで家族が気付かないと言ったお話です。想像するだけでも悲惨

でどうしようのない憤りと言いますが、どうしてこんなことになるんだと怒りにも似た

感情を持ってしまいます。前々から自分が思っていた日本人家庭の問題点は、1つには

家族の繋がりが軽薄になっているんじゃないか、そんな疑問です。その問題点が今回の

悲惨な事例にも繋がっているように思っています。

 

家族同居時の孤独死の例では、神戸では認知症の女性を介護していた高齢の男性が室内

で死亡しているのが見つかった例がありました。このケースではベランダに洗濯物が干

しっぱなしになっており、不審に思った近所の人が通報したそうです。男性では死後1

週間ほど経過しており、ごみが散乱した室内で女性は暮らしていたとのこと。こんな例

は悲惨過ぎますが、今の日本の老人夫婦では普通にあり得るお話です。特に夏場は亡く

なった後の臭いや蝿で分かることが多いとか。こんなの言葉もありません。対策もどう

したら良いかはすぐには良い案が出てきませんが、他の家族とのコンタクトがないとし

たら本当にあり得るお話です。でも、今の老人家庭は何でこんな形になってしまってい

るのか。色々考えなければならない点があるように思います。

 

2番目の例は80代の男性が妻の入浴の面倒を見ている際に心臓発作で死亡し、2日ほど

後にヘルパーに発見された例です。介助中にと書いてあったので身体の不自由とかそん

な感じの奥様だったかも知れません。もう想像するだけでも悲惨ですが、この場合は奥

様は動けなかったら2日間お風呂に入ったままとか、そんなことなんでしょうか。想像

も出来ない世界です。でも自分も、もう61歳。その問題の家族形態になる可能性大の

位置にいます。もう他人事ではないです。

 

最後が中高年の引き籠り孤独死のお話。中高年とは40歳以上を言うのだそうです。この

中高年の引き籠り者数が内閣府の調査結果では現在、61万3000人。結構な人数です。

そして、この中高年の引き籠り者は、社会との繋がりを断ち、あるいは繋がりを再度

持つことが出来ず、孤独のまま亡くなることが多いのだそうです。個人の勝手とも

言われそうですが、こんなことをそのまま放っておいて良いのかと言う疑問すら出てき

ます。亡くなった場合はやはり前述のお話と同じように臭いや蝿で気付くことが多いの

だとか。こうなってくると何のために生きているのか等の目標も失くし、多分お金もな

く、唯々日々生きていて亡くなる、そんなことのようです。自分がいつも思っているの

は人間は一人では生きていけないと言うこと。自分はまさにそうです。たまに故郷に帰

るとなんだかんだ言っても家族の愛情で包まれていることを実感します。これは本当に

ありがたいし、嬉しい限りです。悲惨な話について、お話をしてきたので、雑駁な

内容になってしまいました。しかし、ここでのお話は、先進国の中でも日本が自殺率が

高いこととも関係していると思います。現在の日本はそういう国なのです。このお話は

また別の機会に続けたいと思います。しかし、方法が分からないとは言いながら、なん

とかしないとと、そう思ってます。