気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

日本のマスコミが不必要に嫌韓を煽る先に何がある?(高校野球U-18を例に)

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自分も韓国の人たちが大嫌いとか絶対に気に入らないとか、そんな感情は持っていませ

ん。基本は隣人同士出来るだけ仲良くしたいし、何か邪魔をしようとかも思っていませ

ん。非常に悲しいのが過去の歴史で言えば、結果かもですが日本は韓国が国として出来

る前から色んな協力をしていたのは間違いのないようのことだと思っています。

 

しかし、それに恩を着せようとか、こっちが偉いだろとか言うつもりもないです。しか

し、それを差し置いて日本を卑下するのは本当に許せないです。別に悪口ぐらいは良い

ですが、今回の文政権のように異常な卑下は絶対に許せない。これは多分、他の日本の

方も同じなんだろうと思います。そんな中で韓国の国民の意見は全部日本嫌いとかじゃ

ないとか、将来を眺めて良い方向にもっていかないととか言うことが聞こえてくると

決して韓国の人たちが嫌いでもないですし、逆になんとかならないの?と思ってしまい

ます。1つにはマスコミが極端に嫌韓を助長していることも自分は前々から理解してい

ます。そんな中で非常に気になったニュースがHARBOR BUSINESS ONLINEに出てい

ましたので、ご紹介します。

 

【HARBOR BUSINESS ONLINE 8月30日】

韓国で開催される、第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップに参加する日本の高校生たちが、日本の国旗のない無地のポロシャツで韓国に入国したことが、日本のメディアでも話題になっており、多くの物議を醸しだしている。日本高野連の竹中雅彦事務局長も、「韓国の国民感情に配慮して、日本を前面に出すのはやめようと思っている。(日の丸で)刺激するのは得策ではない」とコメントしている。


 この一件に関して、多くの著名人たちが疑問を呈しており、スポーツと政治は別モノであるという意見や、過激なものであれば、そこまでするならそもそも参加する必要が無いとの声も聞こえる。昨今の日韓の政治的な問題が、高野連の判断の主因となったことは疑いようがないことである。しかし筆者は今回の決定が、高野連による純粋な政治的判断であったとは思わない。筆者も子を持つ親である。今のメディアの韓国関連報道だけを見れば、親心として心配になるのは当たり前の事であるし、高野連も、韓国の国民感情に配慮したより、参加する選手たちの家族感情に配慮した側面が大きいのではないかと推測する。それほどまでに、日々テレビやネットで報道される韓国の「現状」は、物々しく、そして恐れすら抱かせるものだからだ。

 

 しかし報道の中の韓国は、果たして本当の韓国の姿であるのか?

 

今回の一件は、韓国のメディアでも報道されている。

「韓日政府の間の葛藤の火種が、高校野球チームのシャツにまで燃え移っている。日本の高校代表チームが釜山で行われる大会に参加するにあたり、(韓国の)国民感情を勘案し日章旗のデザインを抜いたシャツを着た。(中略)日本の選手団は、前回大会までは、「JAPAN」という文字と日章旗が刻まれたユニフォームを着ていた。しかし今年は、日本の高校野球連盟が現在の韓日関係を考慮し無地のシャツを用意した」(参照:JTBCニュース。日本語訳は筆者による)

 

 このニュースが同局のFacebookで報じられると、その投稿に多くのコメントが付いた。筆者は、このコメントこそ、選手たちの家族に読んで欲しいと思っている。

  以下に、それらのコメントを和訳して紹介したい。

”韓国の国民感情に配慮したとのインタビューを見た。ありがたい話だ。しかし一歩間違えれば、実際の善良な意図とは違って、韓国が安全ではないからそうしたという認識も与えかねない。日本のテレビ放送で、パネリストがそんな話をしているのを見た。我が国民は、日本人に反対して不買運動をしているのではない。だから正々堂々と自国の国旗を掲げて入場してほしい。”

”客人(日本の高校生)たちは、私たちが愛すべき隣人だ。日章旗を付けて堂々として欲しい。万が一誰かが危害を加えようとするならば、私たちが守るから。ストレスを与えてごめんなさい。”

”日本の人たちには親切にすべき。私たちが軽蔑するのは、日本政府と嫌韓勢力なだけ。”

”いらっしゃい!韓国は初めてでしょ。”

”「配慮」という言葉で良く見えるの? 日本人が韓国で、日本人であることがばれたら危険だという認識はどこから来てるの? 主催者は、そんな必要ないって言う事をちゃんと言わないと。”

”国旗はちゃんと付けるべき。旭日旗でなければ何も問題はない。”

”自国の国旗を付けるのは当たり前の事。韓国人は、安倍(首相)が嫌いなだけであって、日本国民に特別な感情は無いと伝える良い機会。”

”我々は日本をそんなに嫌っていないよ。一体どれだけ日本の報道が嫌韓風を吹かせているんだろう?”

”韓国で日章旗を付けてあげましょうよ。日本が配慮するならば、韓国でも配慮しなくては。日の丸を見たら韓国人が興奮すると誤解している。”

 

 これが筆者の思う、飾りのない韓国国民の声だ。
 ちなみに大会主催者からは高野連に、選手の安全は保証する旨の連絡が届いているという。昨今の日韓関係の問題に関して、この原稿の他にもう一本編集部に寄稿している。どちらが先に公開されるのかは編集部の判断なのだが、もう一方の記事にも書いている事を本稿では少し展開しておく。

 今の情勢下において、韓国の話題は、視聴率やPVを獲得しやすい「良ネタ」であるのだろう。まして、韓国は危険である、韓国は何を考えているのか分からない、そう煽れば、人々の注目が集まるのは事実であろう。人々の関心事を報道することは、メディアの責任の一つである事を否定はしない。しかしその「人々の関心の根底」にあるものを、もう少し見つめるべきではあると思う。

 今の多くの日本人が韓国関連報道に「興味」を持つのは、自身の身の危険と直結しているからだ。どこかで災害が起きた時に、災害情報の詳細を得ようとする心理と同等だ。人には、自分自身を守ろう、大切な人を守ろうという本能がある。

 その「危機」が、本物であれば、その情報には価値がある。
 しかし実態の無い「危機」は、人々を間違った判断、間違った行動に導くだけだ。その象徴の一つが、今回の高校日本代表の日の丸外し問題なのだ。

 日本のメディアは、なぜこんなにも危機を煽るのか。
 国民を間違った判断、間違った行動に導きたいのか。

 

ここで紹介された韓国の方々のご意見が本心だとしたら、本当に真っ当だし、逆にあり

がたい。少しプロスポーツで見せる韓国の姿とも違ってる気がしますが、嬉しい話で

す。嫌安倍政権の話も聞こえてきますが、それもどれだけの割合の韓国の方々が思って

いるのかも分からない。過去何十年もの間、マスコミとの接触も経験し、実際に何度か

TVにも出たことがある自分としてはマスコミが事実を決して伝えるものでないことを

はっきり自覚しています。しかしですよ、こんな政治状況で嫌韓を煽る目的はマスコミ

は何を思っているのか。はっきりしているのは日本国民をミスリードしているという

ことです。これは非常に不愉快でやってはいけないことです。本当にそうなんですよ、

マスコミさん。