またもフランクフルトモーターショーでBMWグループがEVを前倒しで販売することを
公表しました。これもVWの量産型EV発売に加えて、かなり驚くニュースです。各欧州
の大手自動車メーカーも本腰でEV生産&販売に移行するのは間違いない状況です。
こんな欧州環境で日本の大手はどう対応するのか、逆に言えば世界戦略では待ったなし
になってきています。ニュースはResponseからです。
【Response 9月13日】
BMWグループ(BMW Group)は9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)において、電動車両を2021年末までに100万台販売する目標を発表した。
BMWグループは2019年6月、2025年までに25の電動車両を発売するという電動化目標を2年前倒しして、2023年までに達成すると発表した。25車種のうち、12車種はEVとなる予定だ。残りの13車種については、プラグインハイブリッド車(PHV)やハイブリッド車になる。
具体的には、2019年7月にMINI「ハッチバック」のEV、MINI『クーパーS E』を発表した。2020年には、BMWブランド初の市販EVとして、『X3』ベースの『iX3』を導入する。2021年には、新型EVのBMW 『iNEXT』や『i4』を投入していく。
BMWグループの電動車の世界新車販売台数は、2021年までに、2019年実績見通しに対して2倍に増える。電動車の販売台数が、毎年平均で3割増加することを見込んでいる。
BMWグループ取締役会のオリバー・ツィプセ会長は、「BMWグループはエレクトロモビリティの最前線にいる。 2019年に、BMWグループほど多くの電動車をドイツの顧客に納車したメーカーは、他にない」と述べている。
ここで書いてありますようにBMWは当初計画を2年前倒しで、2021年まで発売する
25車種の電動車両のうち、約半分がいわゆるEV車。残りがPHVとHybrid。これもかな
りインパクトのある報道です。日本は今後EVについてどんな対応をしていくのか
非常に興味があります。ともかくトヨタさんがどう動くかですね。