最近になって豚コレラのニュースが関東でも出てきました。そう、既に日本でも発生か
ら1年経過し、根絶が出来ないどころか、拡散してしまってます。どうも対応策が難し
いようです。ワクチンでの対応をしているようですが減らない様子です。人間には伝染
しませんが伝染力も死亡率も高く、どうしようもない病気のようです。伝染したら
もう殺処分しかないような。なんとかしないと本当に豚たちが死滅する危険性だって
あるわけです。
人間、こういった家畜たちを殺して生きているわけですが、自分にとっては非常に重要
な肉源です。牛は臭くて普通は食べません。もちろん値段も高いし、輸入肉は余り食べ
たくない。そうなると鳥か豚になるわけです。ですから、豚肉が食べることが出来なく
なると本当に困ります。多分、多くの人もそうでしょう。
しかし、世界中で見れば、今アフリカ豚コレラが流行っていて、中国では養豚の3分の
1を殺処分にしたと言うニュースも入ってきています。膨大な数の豚を殺処分です。
中国では殺処分された豚は1億頭を超えたとも言われています。こんな訳で豚肉が減っ
てる分、値段も上昇しているそうです。
そんな風に考えていくと今の国内での豚コレラを抑えられないものも問題ですが、その
後もアフリカ豚コレラの脅威が待っている訳です。何日か前に空港で隠した豚肉を持ち
こもうとした中国人だったかのニュースもありました。そう、中国ではアフリカ豚コレ
ラが蔓延してますよね。いくら輸入や他の面で国が頑張っても、不正に汚染された肉が
持ち込まれたら、それはもう。こんな風に考えていくと世界流通で遠い国からも食べ物
が安価で入ってくるのは嬉しい面もありますが、食品の安全面で言えば、かなり危険性
を持ちながら、そういう経済が成り立っているわけです。日本も本当に自給率を高め
ないと食品に関する保安面では非常に危険なままだと思っています。