スウェーデンのグレタ・トゥーンベリ女史の活動でもかなり注目を浴びた、地球温
暖化防止活動ですが、1つには今の学者の研究内容を見てみると二酸化炭素だけが
地球温暖化の原因となっているとは言いにくい面もあるように思っています。それは、
ここ何年かは二酸化炭素の空気中濃度と地球の気温上昇が相関になっていないこと等
理由は多々あります。確かに前述のグラフを見ても、自分が生まれた1957年同時の
二酸化炭素排出量と現在の排出量では2倍から3倍の違いが見て取れます。そして、
一番上の円グラフを見るとすぐ分かるように中国とアメリカの排出量で全体の4割を
超えており、単純に、この2か国が頑張れば、地球での二酸化炭素排出量は多分ですが
3割以上を削減できることになるように思います。
そう考えるとグレタさんの活動もターゲットとしては中国、アメリカを標的にすれば
かなりの削減も可能になる要素があるとも言えます。1つここではっきりしておかない
といけないのは過去の環境保全運動は決して本来の環境保全を目的としたものではなく
営利活動をするために環境保全活動と言いつつ、過去様々な環境保全と称される活動が
おこなわれきた、と言う事実です。この点はある人種からすれば生真面目な日本人は
目を皿にしてしっかり物事を見極めていかないといけません。ここは本当に要注意で
す。大体、1つを例にしてみれば欧米では自然は征服すべきものと言う発想が根強く
ありました。日本は別ですよね。人間も自然の1つであり、自然と共存すると言う
発想が昔からありました。自然は敬うもの、そういうことです。
詳細は良く把握出来ない部分もありますが1説にはグレタさんは中国については余り
触れないとも言われています。どこまで本当か知りませんが、その活動資金が中国から
出ているため、等と言う話もあります。これもどこまで本当かは確かめようもありませ
んが。確かに地球環境を悪化させたくないのは本音の部分です。それでも地球の今まで
までの成り立ちを眺めてみれば、人間が体験していない様々な出来事が地球で起きて、
それで今の世界が出来ていると言えます。単純に二酸化炭素を減らせば、地球の温暖化
が防げるというものでもないように思っています。第一に太陽の影響なんて相当なの
で。皆さんもマスコミの報道を鵜呑みにせず、イメージで物事を判断せず、自分で情報
を集めてみることを是非やってみて欲しいです。