何度も言いますが、マスコミ報道は決して正しいとは限らないし、意図的にニュアンス
が変わっていたりも多々あります。今回の選挙で確かに自民党は安定過半数を取りまし
たが、それは結果論であって自民党がOKなわけでもありません。今回は投票率が何と
56%!あんなに政治に対して不満があったはずなのにです。ある意味完全に国の崩壊
すら考えてしまいます。単純に言えば自民党支持は全体の36%ぐらいでしたから、せい
ぜい20%が自民党支持かもしれません。
そんな現況で断片的にですが、出てきたのは次のニュース。産経新聞のニュースから
ですが、
自民党の福田達夫総務会長は4日の記者会見で、一部野党やメディアが森友・加計学園関連で説明を求め続けていることについて「新しい証拠がない中で説明を求め続けるということが法治主義の国家で正しいのかということについては、少々不思議だなと思う」と述べた。新証拠が出てきた場合には説明が必要だとの認識も示した。
福田氏は「法に当てはめて基本運営をしていかないと、人治主義になってしまう。権力者が人治主義になったら、怖い話だ」と語った。
こんなのを見ていると本気でこんなこと思ってるの??と本人に問いたくなります。
当時の担当者1名が自殺し、政府の説明内容は、とても一般の方が疑問を払拭出来る
内容でもなく、開示された資料は墨塗りで真っ黒。お役人と政治家がグルで隠蔽しい
ると疑われたままです。まあ、野党もマスコミもどうでも良いのですが、国民が大い
なる不信感を政治に抱いたままなのに、今回の福田氏の発言が高飛車で国民が何を
思っているかも分かっていないか、無視ですし、法律の話を持ち出すのなら、それを
曲解して、自分たちの良いように、やりたい放題をやってるのは誰なのか、と問いた
いです。決して今の自民党は国民のためになど政治はやっていないし、自分たちが良
い生活をするためにしか、政治をしていないのがバレバレですから。
福田氏は名門福田家の人間ですから、サラブレッドでしょう。慶応も出ていますから
頭も悪くないはず。でもです、大局が何も見えていないんじゃないか、そう感じます
ね。ご自身に生活の苦労が皆無なら、それも仕方がないかもです。でも、その感性で
政治をしてほしくない!絶対にです。彼だけが悪いと思っていませんが自民党全体を
覆っている煙のようなものが、こんなことかも知れません。