九十九里浜の海岸には最近、よく行ってますので、どんな状況か、よく分かっているの
ですが、海岸は波で削られている状況が、はっきりしているようです。波打ち際のすぐ
脇が大きな段差になっています。昔は、ここまで段差がなかったように思いますが、最
近、海が荒れていることが多いのか、あるいは、波が奥まで来ているのか、はっきりは
しません。
波打ち際をよく見てみると、随分、貝殻が随分多く、打ち上げられています。小さなピ
ンクの貝もありますし、黒っぽいもの、青いもの、色々あります。一番大きさで目立つ
のは、ツメタ貝の赤茶けた貝殻でしょうか。巻貝ですので、大きさも大きいほうだし、
すぐに分かります。
知っている人は知っていると思いますが、ツメタ貝は貝を食べる貝です。大きな舌で貝
を包みこんでしまい、食べる貝に穴を開けて、そして、液体にして食べちゃうと言う話
を聞いたことがあります。よくよく考えると結構、恐いお話です。でも、生きるために
食べる訳で、自然の摂理には合っているということですよね。人間様がどうこう一時の
感情で言うお話ではありません。
波打ち際には貝殻の他、流木やゴミ、色んな物が打ち上げられています。それでもゴミ
は多くはないのかも。それが救いですね。