子供の頃を思い出してみると、自分の家には貝がらの入った標本箱のようなものが、あ
って、それを普通に眺めているような生活でした。父親が学校の先生だったためとも
思いますが、父親の趣味であったようにも思います。そういう意味では、貝がらも自分
にとっては馴染みのあるものです。
前にも言いましたが、九十九里の海岸では普通に波打ち際で貝がらを拾えますし、勝浦
辺りではタカラ貝の綺麗な貝を拾ったことがあります。この時は感動ものでした。昔、
タカラ貝はお金の代わりも使われていたぐらいですから、価値があるように思えても
不思議のない天然の宝物のように思えます。
沖縄のような本土ほど観光地化されていない場所でも貝は、沢山取れます。大人の私が
綺麗な海辺で貝がらを拾うのもなんですが、夢中になってしまいます。もともと海が
好きですから。と言う訳で、今回は少しだけ貝がらの話をしてみました。