またまた、フォルクスワーゲン(VW)のディーゼルエンジンの不正の話の範囲が広が
り、ガソリンエンジン車やポルシェ、アウディにも波及しそうなお話です。VW本社は
否定を現段階ではしていますが、アメリカの環境保護局(EPA)が更に不正が見つか
ったとの報道を昨日しています。どこまで、この不正が広がるのか、アメリカのお役所
とVWが違ったコメントを出しているのは、何故か。なんでこんな不正がドイツで起き
たのか、分からない事がいっぱいです。
コンプライアンスにしても、「見つからなければ大丈夫」ではなくて、「そういうこと
をしたら、結局大変なことになるよ」の意識のはずのものが、結果、こんなことに。
まあ、日本もマンションの基礎杭の不正が発覚してますから、ドイツのことは言えませ
んが根本のところで、両方とも、タガが完全に緩んでます。
自分も技術屋なので分かりますが、技術屋は基本嘘を付くことが苦手なはず。多分、こ
んなことになった理由が何があるはずです。現状、発表される内容が断片的ですから
全体は分かりません。でも、ユーザーとしては、一体どういうことが起きていたのか、
これは知りたいと思います。それを受けて打開策、改善策、根本的な改革をどうするの
かを聞きたいと思ってます。可能ならですけどね。