昔の話になりますが、研修でカナダに行っていた際に夜中にエドモントンからカルガリ
ーに戻る際にレンタカーで確か国道1号線を走っていました。真っ暗で何もないような
場所をしばらく車で走っていましたが、道の脇に何かいるように見えます。それは何度
も何度も。結構、でかい生き物のように見えました。対向車線の車のライトではっきり
見えたのが、物凄くでかい鹿。そう、でっかいへら鹿です。オスは角がめちゃめちゃで
かい。多分体重も1トン近くあるでしょう。鹿注意!の標識もあります。
そう、道にへら鹿が出てくるようです。こんなでかい動物に当たったら、普通車なら
大破でしょう。大事故になってしまいます。でも、でもですよ、対向車線に、死んだ
へら鹿が横たわってるのを見ちゃいました。もう、ちょっとした丘のような感じです。
普通車が大破して近くにないってことは、多分、トレーラーとか、でかい車両でしょう
ね。もう、びっくりしてびびりながら車を運転して帰りました。こんなこと、日本じゃ
絶対にあり得ないですから。1トンもある巨体の動物ですよ。もう、軽自動車だと車の
方が飛ばされちゃいます。
あんなでかい鹿の巨体(屍)を道路管理者が掃除するんだろうか、とか変なことを
考えてしまいました。そう言えば他の自然公園でも普通にグリズリー(でかいヒグマ)
に出会うような表示板(注意書き)が張ってありました。そういう意味では、自然が
そのまま残ってる場所に道路を通したんだな、と思った次第です。