若かった頃、米国のヒューストンに技術研修で何ヶ月か滞在していました。主にはある
企業のレジデンス棟での滞在が主でした。週報、月報があったのと移動や見学も多かっ
たので休める日はそんなに無いような日々が続きました。語学もそれなりにレッスンも
受け、そしてテキサスに行った訳ですが、発音が全然違う。正直、はっきりと聞き取れ
ないことが最初多々ありました。なんて言ったらいいか。いつもチューインガムを口の
中にいれて話しているような感じです。それでも時間の経過と共に慣れましたね。
ヒューストンと言えば、宇宙基地。月面着陸にも使ったアポロのサターン5型ロケット
が展示してある見学コースがあります。2回は最低行こうと思っていましたが、結局
1回しか行けませんでしたね。でも、宇宙開発に実際に使ったと思われる品々を見学
していたら、感動しました。サターン型ロケットの1段目の噴射口なんて、人の大き
さと比べてもかなりでかい。こんな大きさの噴射口でないとあの大きさのサイズの
宇宙船は飛ばせないんだなと思うと、ますます感動です。月の石は日本でも見たかな。
ヒューストンは当時、米国でも3番目に大きな都市でダウンタウンビル街、オフィス街
でしたが、グレートヒューストンの大きさは尋常ではなく、移動時間も結構かかるよう
な、そんな大きな街でしたね。今思い出しても懐かしい。テキサス州は未だに米国から
独立する権利を保持してるんだ、と言った言葉も現地の人から伺いました。少し特殊な
場所なのかなと思った次第です。