ここでも現行のエルニーニョが過去最大の勢力となる予想が出ていることを紹介しまし
たが、ここに来て豪気象庁が5日、太平洋赤道域東部の海面水温が平年を上回るエルニ
ーニョ現象が過去数週間にピークを迎えたと発表したそうです。勢力は今後弱まり、
2016年第2四半期中にも平常に戻る予想だそうです。同気象庁は「多数のエルニーニ
ョ南方振動指標は2015年‐2016年のエルニーニョが過去数週間にピークを迎えたこと
を示唆している」と指摘。「気象モデルによるとエルニーニョは今後数か月で勢力を弱
め、第2四半期中にも平常に戻る」としている。
ただし、過去の事例を見るとエルニーニョが無くなっても、その後の気象が完全に問題
が起きないとは言えないそうで、異常気象が続くこともありえるようです。まあ、エル
ニーニョの勢力が弱まる予想は良いとして、今年の正月は何十年ぶりかの暖冬。3月、4
月の気温でしたから。今後は少し寒くなるようですが、完全に異常です。前にも言いま
したように気象や環境の崩壊は徐々に出なくて、ある段階からは急激な変化を遂げると
言う話からしても、現状は本当に危ないように思います。もちろん、世情も本当に不安
定ですし。今後はどうなって各人がサバイバルしていくのか、そんな考え方をしなけれ
ばならないのかも知れません。