このニュースを聞いて余りにも可哀想で少し考えた部分があったので、それを書きま
す。狭山で3歳の女の子がお顔全部に火傷、そして全身には打撲の跡があって、それで
亡くなっていた事件です。親は22歳の母親と24歳の内縁の夫。そして、ご近所の方も何
度も役所等に通報して、警察も役所も来ていたとのこと。ご近所の方のお話では目のく
りっとした、可愛い子だったとのお話です。想像するだけでも余りにも悲惨で言葉が出
ません。何故、親が、大人がそんなことをしてしまうのか、そして、役所あるいは警察
に通報が何度かあったのに助けられなかったのか。親が、大人が悪いでは何も解決にな
りません。どんな環境で育った人間がそんなことが出来るようになるのか、そこが一番
の問題点のように思います。もちろん、どんな状況でも人を殺したらいけませんし、ま
してや3歳の可愛い盛りの女の子、普通で考えたら、叩くことも躊躇される年齢の子供
です。確かに子育ては体力が必要ですし、相当疲れます。疎ましく思うこともまま、あ
りました。それでも可愛い寝顔とか見ていると、その疲れも消える、そんなのが普通の
人間のように思います。これが内縁、他人であったも似たような状況になるのが普通の
ように思います。でも、それがなかった。そう考えていくと、どうも今回の母親、内縁
の夫も人格形成に問題ありで、大人になってしまったように思います。ここの部分を避
けるように人間が社会で育っていくには、どうすべきか、そんな話になります。
2つ目はお役所、警察が何度かチェックをしに、その家庭に行っているのに救えなかっ
たこと。結果論では失敗ということですよね。出生率が低い昨今ですから社会全体で、
子供を大事にして育てていかなければなのに、通報があっても殺してしまったことに
なります。役所も警察署もそれなりに事情があったにしても、事は大事な子供の命。
とても大事な物を守れなかったことを踏まえて、早急に具体的にどうしていたら、こ
の命を助けることが出来たのか、具体的に時系列で振り返りを行い、どの時点で何を
したら良かったのかをまとめて今後に反映させてほしいと思います。絶対にですね。
僅か3歳の可愛い女の子が顔に火傷、全身にアザを負わせられ、どんな気持ちで死んで
いったのか、その気持ちを絶対に大人たちは忘れてはならないと思いますね。絶対に。