註:写真はすべてIZAニュースHPより、愛知県富山町、彦田公太朗氏撮影
旅客機ほどは興味がないにしても、戦闘機もそこそこ自分は興味があります。そして、
この2月、いよいよ国産のステルス実証機「X-2」の試験飛行が行われます。随分延び延
びに日程が延期されていましたが、やっとです。これを受けて、すかさず中国は自分達
の持っているステルスジェット戦闘機と比較しても全然取るに足らないとか、評価が低
いようですが、たぶん、日本としては「はて?なんで?」と言った感じでしょう。
だって完成品じゃないですから。あくまでも実証機。色々これまで米国に横やりを入れ
られて来ただけに、やっと出来た実証機です。正直、嬉しいです。
写真で見ても分かるように実証機は単座。そして、小型でかなりスマートです。注目す
べきは2つのエンジン排気口に付けられたペダル。これでジェットの噴出方向を変えて
挙動を機敏にするわけです。第2の零戦か、なんてことも言われてます。そして機体は
日本が得意な炭素繊維で作られ、ステルス性を持った機体とのことです。日本は戦後
本当に、このような機体を作ることを外圧もあって制限されてきました。例え、防衛の
ためだけです、と言っても色々な思惑から許されなかった。
しかし、ようやっと、本当にようやっと、こんな機体も製作出来るようになりました。
エンジンも初の国産エンジン、IHI製だそうです。戦争は絶対に反対ですが、それを抑止
する力は必要なわけで、この2月のテストでどんな結果が出てくるのか、非常に楽しみ
です。良い意味で是非是非、頑張って欲しいです。