西城秀樹さんの直接の死因は急性心不全で、いわゆる心臓が血液を正常にポンピング
出来なくなった状況が急に起きたことになります。また、2度ほど脳梗塞になっていま
すから血液が脳内を循環せず、脳細胞が壊死をしてしまったことになります。ご承知の
ように、これらは重病なので要注意の疾病であったわけです。それと相まってヒデキは
豪快な性格であったために、病気になる前はタバコを1日に4~5箱、ワインも1日に2本
空けたりも普通にしていて、最初の脳梗塞の際も水分を取らないでサウナに入ったため
とも言われており、サウナで汗を出し切った後の、ビールやラーメンが好きだったとも
言われたいます。少し健康に注意している人であれば、こういった行為自体が健康に悪
いことはすぐに判断出来るはずです。
自分も夏の暑い時期に「狭心症」になりました。今思えば、夏の暑い時期で食事もあま
りきちんと取っておらず、また、水分補給もしてなかったように思います。こうなって
くると血液が濃くなって、粘性の高くなった血液等で血管を塞ぐようなことがあっても
全然不思議ではないと理解出来てしまいます。だから、水分補充は本当に大事な行為で
あることが分かりますよね。少なくとも若い時期はまだ良いですが、年齢が高くなって
くると要注意となります。そういう面から見れば、ヒデキが水分も取らずにサウナに入
っていたことは普通すべきではないことだった、となります。では、「サウナ」は身体
に悪いのでしょうか?
これは結論から言えば条件さえ気を付ければ健康に良いということになります。もうお
分かりですよね、水分を十分取って、という前提条件が付きます。そしてもう1つ。
「絶対に無理はしないで気持ちの良い感覚のうちに、止める」だそうです。もう、これ
は40代、50代以上になれば、何にでも言えることです。この年代なら誰でも何回かは
聞かされてる言葉です。そして、昔の人間は我慢して耐えることが大変良いことのよう
に指導を受けてきています。だから、その習慣はなかなか頭から抜けにくい。それでも
冗談抜きで死ぬことも関係する部分の事柄ですから絶対に守るべき大事な事柄となりま
す。薬もあまり飲む必要もなく、通院も最低限で生活する、それが一番大事なことのよ
うに思います。