昨日の晩は新幹線での殺人の事件が起きたので、そちらに皆さんの関心はそちらに向い
てしまっているでしょうが、目黒での5歳の女の子が両親に虐待されて亡くなった事件
は内容を見ただけで、あまりにも悲し過ぎて、ズドーンと海の深みにハマってしまった
ような、そんな気持ちになりました。母親の連れ子とは言え、ネットで見ることの出来
た女の子の表情を見ると、どうしても胸が張り裂けそうになります。そして、「もう
いじめないでほしい」ような手紙を書いていたと思うと本当にやるせないです。
世間は父親は血の繋がりはないものの、父親、母親を激しく責めるでしょう。気持ちは
分かります。確かにそうです。いくらなんでも普通で言う親の出来ることではないこと
を小さな娘にやっていたことになります。そして、自分たちが悪い非道なことをやって
いたことを隠すために娘を監禁したまま、外にも出さない。そんな状況のようです。
このような異常な親の判断は、どこから生まれるものなのでしょうか。そこが非常に気
になります。我々が思っている親の教育や学校教育が為されていても、そうなるという
ことなのでしょうか。ここは調べてみないとわからない部分です。何を考えているかと
いうと2度と、このようなあまりにも悲惨な親の子殺しや虐待を無くすには、どうすれ
ば良いのか、と言うことです。
1つの冷めた目で見てみると今の日本の社会が生み出した、ある意味、お化けとも言え
るでしょう。決して今の日本の社会環境は良いとは思えません。前々から言われている
核家族にも昔からの風習と言うか、慣例と言うか、そういった大事な社会のルールが伝
達されないで来ていることは間違いないようです。そうなってくると親が知らないこと
を、あるいは出来ないことを子供に教えよう、あるいは伝えようと思ってもそれは無理
ですよね。そこは考えないといけないように思います。少しまとまりのない話になりま
したが、この事件で結構、落ち込んでました。恥かしい話ではありますが、涙も出てき
ました。普通の動物に出来ることが何故人間が出来ないか。また、深いため息が出てき
てしまいます。こうやっている今も虐待を受けている子供は絶対にいるに違いありませ
ん。自分で少しでも出来ることはないか、そんなことばかり考えてしまいます。