地球温暖化でコーヒーが絶滅する危険性が

もう少しで氷河期になるような話もありますが、短期で見れば気温が高くなっているの

は間違いのない話です。フランスや日本でもワイン用のブドウ栽培が可能な地域が変わ

ってきたり、館山湾で冬は死別する南方の魚が越冬したりと気温がここ何年か、上昇

してうるのは、間違いのない事実です。その影響で科学者からの警告があったのが

コーヒーが絶滅する危険性が大であると言うお話です。これは科学ジャーナル、

Science Advancesに投稿された論文で、世界のコーヒー豆の原種の60％が絶滅に瀕して

いるという話なのです。この中には世界のコーヒー消費量の60％を占めるアラビカ種も

含まれています。

しかし、アラビカ種は栽培が難しく、生育には涼しい環境が必要で、わずかな気候の変

動も品質に影響を与えるのだそうで、気温が高くなると、もちろん育成も難しくなり、

また、疫病が増え、害虫も増えるのだそうです。そうなってくるとコーヒー農園は

農地を変更したりせざるを得なくなります。もちろん、アラビカ種でないコーヒーに

切り替える場合もあるでしょう。こうなってくると今のコーヒー豆の供給は危なくなり

ますよね。それも世界規模でです。自分も時々は美味しいコーヒーを飲んだりしますが

豆がなくなったら、コーヒー党はどうするんでしょうか。

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