子供の頃から本で宇宙探検の話を好きで読み、アポロ11号の月面着陸をワクワクどきど
きしながら見ていた自分にとって火星探査なんてのは夢のまた夢。それが大人になって
からは各国で火星探査も出来る世の中になりました。その中でも2004年に火星に軟着陸
したオポチュニティは3か月の探査計画であったものがなんと今年の2月14日まで探査を
計画を続けたのです。実際の通信途絶は去年の6月10日。砂嵐で太陽光発電等も電波発
信も出来なくなり、スリープモードで再開を待っていたようですが、ついに応答出来な
くなってしまいました。それでも、この探査機は本当に頑張りました。こんな長期に
様々な火星の調査結果を地球に送信し、昔は火星にも水の流れがあったことが確認でき
たのも、この子(あえてこの子と言います)のお陰です。探査走行キロ数も40㎞超え。
いやー、素晴らしいです。この子は頑張りました。なんかカメラの辺りが例の、「
ウィリー」に似てる感じも。でもでも本当に頑張ってくれました。動力も無くなって
安眠のようですが、本当にお疲れさまでした。ありがとうね。