後藤田五訓の話

今の政治を嘆くのは１つは「国益を考えているのか」と「筋が通る話なのか」この2点

です。それを念頭に置いて考えると今の政府は２つとも全く合っていないということに

なります。そう、判断が前述の２つで判断しているとは到底思えません。だから憤慨し

てるんですよね。たまたまになりますが、既に亡くなった切れ者と評された後藤田正晴

氏の五訓というものを目にしました。今の政治家や官僚に斉唱させて頭に叩き込みたい

ような内容でした。１、省益を忘れ、国益を守れ　２、悪い本当の事実を報告せよ　

３、勇気をもって意見具申せよ　４、自らの仕事ではないと言うことなかれ　５、決定

が下されたら従い、実行せよ　非常に良い訓示です。国益は今は誰が本気で守ろうとし

ているのか、悪い事実をトップまで速やかに報告する者はいるのか　トップと意見が違

っても意見具申する者がいるのか。どれを見てもないような気がします。常に見えるの

は個々の利益、個人の利益、そして保身。全員ではないとしても、そんな人間はいない

気がします。2005年の9月に亡くなっていますが、当時から日本の当時のシステムを

全て更新して新たなものにしないといけないと言っていた後藤田氏。カミソリと言われ

ただけあって現状を見ても当時からそんな考えがあったことに驚いたしまいます。

今切れ者は政府に誰かいるのか、ざっと見た感じいないように思います。秀でていなく

ても国益を言う大局的な見地で見ることが出来る人であれば。。。そう強く願ったり

しています。官房長官が不良記者にご立腹なんてのも本当に大人げない。日本は今

そういう国になっているのです。

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