引用:http://journalofastrobiology.com/Mars5.html
火星の探査機キュリオシティから火星で「きのこ」のようなものの写真が撮影されて話
題となっているそうです。写真だけ見ると確かに「きのこ」のような形状をしています
ね。それに時間の経過と共に成長したんだそうです。すわ、生物かと思ってしまいまし
が断定は出来ませんし、鉱物である可能性があるとしてNASA自体は正式なコメントは
してないそうです。ニュースはトカナからです。
【トカナより】
英紙「Daily Mail」(3月25日付)によると、NASAの火星探査機「キュリオシティ」
が撮影した画像の中に“キノコ”らしきものが写りこんでいたことが、学術誌「Journal of
Astrobiology and Space Science Reviews」上で報告され明らかになったという。画像
を見てみると、そこには確かにキノコのような丸いものが写っているではないか! 具
体的な分析はまだだが、インド生命科学研究所のレジナ・ダス博士によると、「地球上
には堆積物をキノコ型にするようないかなる地質学的・非生物学的な要因もない」との
ことだ。 さらに驚くべきことに、キュリオシティが撮影した15の藻類、苔、キノコは
「3日の間に地表から現れた」(ダス博士)という。すると、これはやはり火星に自生
する“火星キノコ”なのだろうか?同論文を査読した「Journal of Astrobiology and Space
Science Reviews」の専門家14人のうち11人は掲載を許可したが、それ以外の専門家は
酸化鉄の一種である“赤鉄鉱(ヘマタイト)”の可能性があるとして掲載を許可しなかっ
たという。こうした可能性も踏まえて同誌は、「非生物学的な理由も排除できないた
め、火星に生命が存在するという証拠とはならない」と結論づけている。とはいえ、ダ
ス博士の指摘や「3日間で出現した」ということが事実であるならば、キノコの可能性
も捨てきれないだろう。トカナは、これまで発見されてきた生命体や文明の痕跡から火
星に生物がいることはほぼ間違いないと考えている。今回発見されたものがキノコであ
れば、それを食料にする高等生物がいてもおかしくはない。全ては今後の調査次第とい
ったところだ。世界が腰を抜かすような大発見になることを期待したい。
こんなニュースでした。確かに赤鉄鉱である可能性もありますがぱっと見では、きのこ
そっくりです。昔は水もあったという火星ですし、氷の存在も確認されて、メタンガス
もあることが分かっています。生物の存在がますます期待されちゃいます。今回はとも
かく疑いのある「物」ですが、是非ご覧になってください。

火星の科学 ‐Guide to Mars-: 水、生命、そして人類移住計画 赤い惑星を最新研究で読み解く
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