スズキのブレーキ検査不正から連想した、「良い日本」の完全崩壊

良い話ばかりも言っていられないと思ってはいますが、最近は似たこともここで述べて

いますが、どう考えても昔の「良い日本」が完全に崩れてきていて今は本当にまずい状

況なんだと痛感しています。１つには個々が持っている不満の多いこと。少しでも不満

を言う切っ掛けを作ったら出てくる出てくる。どこのお店に行ってもクレーマーの姿を

見かける。こんな年配者が何でこんなに腹を立ててクレーム言ってるんだって感じでで

す。そして、世間では大手企業の不祥事が立て続けです。学校はいじめで死ぬ思いの

子供たちを助けないようですし、自分たちの立ち位置だけ守るようなコメントを出して

います。こんな風に見ていくと子供の頃や中学生の時に思っていた「真面目で正直な

日本人」はどこに消えたんだろうと思いますね。欧米人に馬鹿にされながらもコツコツ

地味なことを積み上げて大きな成果を出すのが自分の思う日本人の姿だったと思いま

す。

今回のスズキのリコール対象は約200万台。すざましい台数です。何年分の生産台数な

のか、知りませんがかかる費用も800億円とのこと。今の大手企業は本当にコンプライ

アンスが周知されていないかもです。不正が早期に発見されたら、早期に公けに公表

して対応するのが一番企業ダメージが少ないのに、それすらも分かっていない。今思っ

ても良い悪いの判断は置いておいても団塊の世代の仕事に対するパワーも熱意も成果も

凄かったように思います。それが今消えちゃってる。その代替をどうするのか。

一番は形を変えてでも良いけれども、良い日本人を取り戻すのはどうしたら、良いの

か。これは短期で作れるものではないですし、長期的に形作って行くもの。今日ネット

で見ていたら日本が治安が良いのは戦国時代からと言うのが出ていました。信長や秀吉

の頃からだそうです。刀狩りも日本の治安の良さに関係してるそうです。それが時代が

過ぎて現代でも効果が出てる。不思議な気もします。youtubeを初めとしての日本の

素晴らしさを回人の目で見たような投稿が山ほどありますが、それも過去のように思い

ます。このように考えていくと学校教育も家庭教育も間違った部分が多々あったように

思います。自民党も野党も政治はほとんと機能していません。今後それをどうやって

大改革していくのか、ずっと冷静に見ながら意見も言っていきたいと思います。

元・東大教授京極純一「日本の政治改革」最終講義 公開霊言 （OR　books） [ 大川隆法 ]