気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

「戦没者遺骨収拾、いまだ112万人帰らず」の驚きと嘆き

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以前から本当に不思議に思っていたのが大戦時の遺骨が日本に帰ってきていないと言う

話でした。これは特にクリントイーストウッド氏が監督となって映画になった「硫黄島

からの手紙」を見た際にネットで調べてみたら戦没者の遺骨が収拾されないで島に残っ

ていること、それと反対に米軍の遺骨の収拾は既に終わっているとの記載があったこと

から始まっています。ジャングルでもないのに何故?その時はそう思いました。今は

滑走路とかになってる下に眠っているのだそうです。

 

終戦は1945年8月15日、日本ではそうなっています。終戦後75年ほども経過しているの

に何故遺骨が収拾されないのか。本当に不思議でなりません。今はどうか知りませんが

日本はお金のあった国です。最大限遺骨は収拾して日本に帰してあげたいと思うのが普

通のように思いますし、それが供養でしょう。でも出来ていない。事情はあるでしょう

が本当に悲しいし、寂しいです。日本人の心情からしても、そうでしょう。そんなこと

を思っていたら、サンケイニュースに次のニュースが出ていました。

 

産経新聞 サンケイニュース、5月19日】

日本人戦没者の遺骨収集をめぐっては、第二次大戦中に海外などで亡くなった戦没者約240万人のうち、約112万人分の遺骨が現地に残されている。平成28年3月、戦没者の遺骨収集を初めて法的に「国の責務」と位置づけた「戦没者遺骨収集推進法」が成立。令和6年度までを集中実施期間と定め、制度整備を進めた。


 平成28年7月には、国から委託を受けた日本戦没者遺骨収集推進協会が設立されたが、戦後70年以上が経過している中で飛躍的に成果があがっているとはいえない。
 遺骨の鑑定人は、これまで相手国の要求に応じて収集団とともに派遣してきたが、30年度からは全派遣に同行。厚生労働省の担当者は「収容の精度をより高めるため」と話している。

 

いや批判するつもりではないですが、戦没者の遺骨収集が法的に国の責務になっていな

かったって何でしょう?どう見たっておかしいです。その法律が出来たのが平成28年

3月???あり得ません。すぐ思い付くのがどこかの国への配慮とか、そんな言葉で

す。最近様々なニュースを見るにつけ、日本は本当に独立国家なんだろうかと思ってし

まうことが多々ありますね。政治に関しては本当にそう。こういう場で、そんなことを

いうと目を付けられるのかな。