気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

日米通商交渉で大敗でも情報操作でそれを隠している現政権

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現政権が情報操作をしているのは既に報道でも出ていますが、自分からすれば本当に悪

質ですし、そんなことの労力を使うなら政治にもっと真面に取り組め!そう言いたいで

す。増税の件も収支の部分の見直しや妥当性の検討がなくて単に足りないとかどうこう

とか、そもそも論の議論がなくて何で増税の話が出来るのでしょう。本当の愚かなマス

ごみは3度の増税延期は世界に恥かしいといか言ってますが、それって本気で何?で

す。他国にどう見られようが必要ならすれば良いし、駄目なら止める、そういうことの

ように思います。さて、今回は表記のように日米通商交渉の件です。どう考えてもトラ

ンプ氏は強硬なことを日本に求めてくるのは間違いないし、それが報道等では全然出て

こない。まあ、勘繰ればカジノの件もトランプ氏からの強い要請で法律を可決させたと

勝手に自分は思ってますけど。そうでないと、あんなのあり得ないでしょ。ギャンブル

で稼ぐなら貧乏でOK。もともとそういう気質の国でしょ、日本は。それがああやって

法律を作るなんてどう考えてもおかしい。ん、脱線しました。ごめんなさい。

 

日米通商交渉に関しては例の古賀茂明氏がAERAで意見を述べていますので、それを

紹介します。変な言い方ですが、これをあなたは信じるのか信じないのか。

 

AERA 5月21日】

前号の本コラムで、日米通商交渉の結論は、今夏の参議院選挙後まで持ち越されると予測した。今回は、その勝敗予測をしてみよう。

 米国は、日本を裏切ってTPP(環太平洋パートナーシップ協定)から一方的に離脱した。米側がTPPに戻らないまま関税交渉をしたいと言うなら、日本は、少なくとも何か見返りを要求するのが筋だが、何も取らないまま、交渉入りをただ取りされた。出だしでいきなりの敗北だ。

 次に、米国は日本の鉄鋼・アルミ製品に一方的に関税上乗せをした。EUは、WTOに提訴し、米国産バーボンやオートバイなどに報復関税をかけたが、日本は何もせず、唯々諾々と米側に従っている。日本は交渉入りの条件としてこの撤廃を獲得すべきだったが、できなかった。これで2敗。

 さらに、昨年の日米首脳会談で合意された共同声明では、日本側は、TPP水準を超える農産物関税引き下げはしない意向を示したが、これは、事実上、TPP水準までなら下げると譲歩したに等しい。交渉前から大幅譲歩を約束するなど聞いたことがない。

 これで3敗。

 また、TPPでは、日本の乗用車などへの米国の関税を撤廃することになっていた。TPP並みの農産物の関税引き下げを認めるなら、米国の乗用車関税撤廃を認めさせるべきだったが、これもできず。4敗。

 しかも、共同声明では、「交渉結果が米国の自動車産業の製造及び雇用の増加を目指す」という文言も入り、逆に米国の自動車産業のためになる投資拡大などを事実上約束してしまった。これでは、日本の自動車メーカーは踏んだり蹴ったりだ。ここまでで5敗。

 これらの「負け」を今後の交渉で挽回できるかと言えば、まず無理。つまり、「日本の大敗」は決まったようなものだ。

 ここで二つ目の予測だ。大敗にもかかわらず、国民の多くはそれに気づかない可能性がある。その理由は、安倍官邸が、今から入念なスピンコントロール(情報操作)を行っているからだ。最近の報道を見ると、その効果が既に表れている。

そのやり口は、官僚の間で多用される「相場観操縦」という伝統的手法だ。

 まず、前述した、既に負けが決まっている項目については、既定路線として、日本側が争っていないように見せかける。

 下手に何かを取りに行っていると見られると、それを取れなかったときに「負けた」と言われるので、それを防ぐのだ。

 交渉前から、農産物関税をTPP水準までなら下げると「自ら」宣言して、まるでそこまでなら譲歩ではないかのように振る舞う。鉄鋼・アルミ関税についても、負けにならないように議題に上げず、マスコミに気づかれないようにしている。自動車も、米側が喜ぶようなことを「自ら」差し出す姿勢を示して、大きな譲歩なのに、大した問題ではないと錯覚させる。

 さらに、米側は、「TPP以上の関税引き下げ」や「日本の自動車輸出自主規制」「為替条項」などを要求しているなどと日本の厳しい状況を演出し、それをどこまで食い止めるかがポイントだと解説する。これにより、どんな結果が出ても高い評価が得られるように「相場観」を下げるのだ。

 その結果、農産物関税引き下げがTPP並みで、自動車輸出自主規制回避なら、日本側が何一つ取れなくても「安倍総理のおかげ」と拍手喝采になるだろう。

 政府の情報操作に騙されないように気を付けたい。

週刊朝日  2019年5月31日号

 

この内容を信じるか信じないかはありますが、現政権がいかにもやりそうなことで

それが普通に思えてしまうのが本当に恐いです。医療費問題、年金問題等々どうするん

ですかね?全部後送りですか??それに自分が気にしてる話では戦没者の遺骨収集の

件だってあるんですよ(笑)。完全に自民党は駄目です。もう老害としが言いようがな

い。かといって野党は・・・・・嫌になってきます。本当に。