フランスで45度を超える酷暑の日が続き、ヨーロッパ全土でも熱波が凄いと言うニュー
スが飛び込んで来ました。確かに暑いと言う話は前から出ていましたが、45度の熱湯風
呂を超える熱波では死者も出てしまいます。様々な議論もなされますが、随分前から地
球環境の破壊に関して赤信号が点灯されていたのは周知の事実です。こんな猛暑ではな
く、酷暑では亡くなっても不思議ではありません。ある学者さんが前に話していたお話
では地球環境の破壊は徐々に分かるように来るのではなくて、急激に一気に来ると言う
お話でした。そう、それに似てる感じさせしてきます。まあ自分は60過ぎていますか
ら、後20年もすれば死んじゃいますが、若い方やお子様はそうはいかない。何としても
現状のままでも良いので地球環境を守っていく必要があります。今回のニュースは
AFP BB NEWSからです。
【AFP BB NEWS 6月29日】
フランスで28日、同国の観測史上初となる45度超の気温が記録された。欧州は異例の猛暑に見舞われており、各国で死者が出る事態となっている。フランス気象局がAFPに明かしたところによると、南部モンペリエ近郊のガール県ガラルグルモンテュ村で史上最高気温となる45.9度が観測された。
同国でのこれまでの最高気温は、約1万5000人が死亡した2003年8月の熱波の際に同地域で記録された44.1度だった。同日にはこれに先立ち、南東部カルパントラの町で44度以上の気温が観測されていた。スペインでは、南部アンダルシア地方で17歳少年が農作業の合間に涼もうとプールに入ったところけいれんを起こし、コルドバの病院に搬送されたが死亡した。また北部バリャドリードでも、93歳男性が路上で倒れて死亡した。死因は熱中症だという。
熱波による死者はイタリア、フランス、ドイツでも高齢者を中心に報告されている。イタリアでは27日、ミラノ駅で72歳のホームレスの男性が熱波で体調を崩して死亡。ドイツでは26日、少なくとも4人が水浴び中の事故で死亡した。スペイン北東部カタルーニャ自治州では26日、熱波による森林火災が発生。消防隊員数百人と兵士らが陸と空から消火活動を続けているが、気温44度という高温と極度の乾燥のせいで難航している。カタルーニャ森林当局は、養鶏場で不適切に管理されていた肥料が熱波の影響で発火したことが、火災の原因とみている。(c)AFP
詳細は分からない部分もありますが、極端な異常気象なのは間違いないでしょう。その
原因はまだ、はっきり自分は把握出来ていませんが、一般論では太陽活動の変化、地球
温暖化、ヒートアイランド現象、森林破壊、砂漠化等が原因としてあがってくるようで
す。自分も真夏の米国、テキサス州のダラスで45度の酷暑は経験したことがあります。
何と言っても持っていたクレジットカードが熱で変形してしまったぐらいの気温で
尋常ではなかったです。熱が突き刺さる、そんな印象でした。大規模な異常気象です
から、その影響が日本にあってもしかるべきですし、最近の日本の異常気象もそんな影
響を受けているのでしょう。恐がりの自分としては何か大きな自然環境の変化で人類が
滅亡なんてならないだろうね、と心配しちゃってます。とりあえす。