ここでも取り上げましたが、ホルムズ海峡での日本国籍タンカー2隻が襲撃されたのを
機にアメリカは有志連合で対応する方針を決めました。もちろん石油の98%を輸入に頼
っている日本はこの海峡の船舶航行の安全を確保しなければならないわけですが、現状
でどうするかを見ていました。そして今日、岩屋防衛相の談話が出てきました。「自衛
隊の派遣は考えてない」と。その理由は「日本が運用するタンカーが攻撃を受けた
ことは事実だが、その後、同様の事案が発生していない」と指摘。「対話、外交
を通じて、緊張が減じていくように引き続き外交努力をしっかりやっていくこと
が大事だ」と強調したそうです。これって何の意味がある談話なのでしょう?自衛隊を
出すことを考えてないというのは第3者的な発想なんでしょうか。まあ、ネットでのニ
ュースなのでかなりお話も略されているとはしても、どうも変な談話です。アメリカに
任せておけばいいと言う意味でしょうか?まあ、憲法上の制約はあるのは分かりますが
ソマリアの海賊防衛では監視のために自衛隊機出してましたよね。海外への影響もある
し、もっと真面な談話が欲しいです。これじゃあ、まるでバ〇丸出しです。
それにタンカー攻撃が現状ないと言う事実と将来タンカーが襲撃されるかも知れないと
言う危険性は全くリンケージしない話です。そして駄目押しのように「対話と外交」で
努力と言いますが、それは実質何もしないし、何も効果を生み出さないと同義じゃない
でしょうか。もうまるっきりダメダメ談話そのものです。もっと真面な談話出せる人間
が大臣にならないと駄目です。本当に悲しくなってきます。日本国の大臣ですよ、この
発言は。まあ、防衛相だけいじめても何もならないので、これで止めますが、いい加減
本当に嫌になってきます。自分たちだけでなく世界を見て色々発言して欲しいですね。
本当に残念な談話でした。がっかりしました。