今回の参議院の選挙の投票率がなんと50%を切り、48.8%であることが分かりました。
自分は多分、50%の前半位かなと思っていたのでかなり驚きました。この政治への関心
の無さはいったい何なのだろうと思います。24年ぶりに50%を切ったそうです。こん
な不安定な世の中で、もちろん景気も一般的には良くないし、今までの社会システムが
機能しなくなってる中で何故政治に自分の意志を反映させようとしないのか、本当に
不思議でなりません。もう1つは今の政府もマスコミも情報操作めいたことをしていて
正確な情報も入って来ないのに何も不安を感じないのが本当に不思議です。
年金なんて自分が払った分、国から同等分でさえ、もらえないんですよ。年金の開始年
齢だって年々遅くなってきている感じですし、年金だけでは通常の生活が出来ない危険
性が非常に高い。従って若い年代の方の方がそういう問題に対してはシビアな考えを持
つと思っていましたが、それは全然ない。完全に自分で自分の首を絞めていることにす
ら気付いていないと言うのはどういうことでしょうか。非常に不安になります。
極論で言えば自分は多分後20年位しか生きないでしょうから、大きな天変地異が来なけ
ればそんなに生活に困ることはないかも知れません。自分の生活よりも今の若者や幼い
お子さんたちがどんな日本社会の中で生活をしていくのがが非常に気になります。
気になるというのは自分たちが育ってきた、ウワベ上かも知れませんが、明るく、経済
成長をしてきた日本とは比べ物にならないぐらい暗い社会になる危険性が多々あるから
です。そんな社会では夢や希望も持つことも多分困難になるでしょう。本当にそういう
社会にはして欲しくない。本気でそう思います。
海外の例で言えば罰金や権利の制限も選挙に行かない場合には罰則として法律で決めて
いる国もあるようですが、多分、それは日本人の性格には合わないでしょう。そもそも
論で言えば投票率が過半数以下の選挙は自分は有効性もない気がしています。また、同
じように海外の例で義務投票でなくても北欧は投票率が80%を超える国も何か国かある
ようです。それだけ政治に各人が関心がある、とか大事なことと思っているということ
でしょう。そして今の政党は本当に独りよがりでだらしがない。大局的に日本を良くし
ていこうと言う気構えすらほとんど見えてきません。こんな議員に税金の無駄遣いをさ
せている国民がいい加減だから、議員もいい加減になっている気もしています。
もっと突っ込んで言えば日本は収入が減ったとしても平和に生活が出来ているから政治
に関心がないとも言えるのかも知れません。しかし、今の社会システムがもう限界で
破綻しようとしている時に何も抜本的な対策を打っていかないとしたら、将来はどうな
ってしまうのでしょうか。非常に恐い気がします。そして、今の日本国民はまさに
「茹で蛙」。最初はお鍋の中に水があって、その状態で下から茹でられても最初は気付
かないわけですが、段々苦しくなって茹でられて死んでしまう。そんな状況なんだと
本気で思いますね。少し時間がある時に自分が置かれている環境を本当に自分の目で
しっかり確認することが非常に大事です。心からそう思っています。