出典:WebCG
国内ではトヨタがあまりEV(電気自動車)の販売を進めていないので、思った以上に
は話題になっていませんが、色々問題があると言われながらも欧州ではEVへの変更は
各国の法律での制定もあって、自分が思った以上に進んでいます。少し前にここでも
フォルクスワーゲンのEVの販売予約についてご紹介しましたが、フランクフルトの
モーターショーで量産モデルが公開されたというニュースが聞こえてきました。
ざっと見た感じ小型で内装は自分はさほど好きには見えていません。現物を見ないと
、そこははっきりしませんが。ニュースはウェブカーグラフィック(WebCG)から
です。
【Web CG 9月10日】
独フォルクスワーゲンは2019年9月9日(現地時間)、フランクフルトモーターショー2019(開催期間:2019年9月10日~22日)の前夜祭において、電気自動車(EV)「フォルクスワーゲンID.3」の量産モデルを世界初公開した。ID.3は、新開発アーキテクチャー「MEB(モジュラー エレクトリック ツールキット)」をベースに開発された次世代のEV。フォルクスワーゲンは今後3年以内に、このMEBを使って、グループ内のブランドにおいて合計33車種を生産する計画で、2021年には3ブランド、6車種の生産がスタートするという。
ID.3のボディーサイズは、全長×全幅×全高=4261×1809×1552mm。既存のEVである「日産リーフe+」国内仕様車のディメンション(同4480×1790×1545mm、2700mm)と比べた場合、前後に短く、わずかに幅広く、高い値となっている。ホイールベースは2765mmで、リーフe+よりも65mm長い。定員は5人。室内の広さはセリングポイントのひとつで、コンパクトクラスの新たな基準を打ち立てるという。水平基調のインストゥルメントパネルの中央には10インチのタッチディスプレイが配され、スマートフォンとの連携にも対応する。
アンダーボディーに結合されたバッテリーと、モーターのバリエーションは、以下の3タイプ(航続可能距離はWLTPモード値)。
バッテリー容量:45kWh、航続可能距離:330km
バッテリー容量:58kWh、航続可能距離:420km
バッテリー容量:77kWh、航続可能距離:550km
100kWの高速充電器を使った場合、30分以内に約290km(WLTPモード)走行できるだけの電力が補給できるという。ID.3の生産は2019年11月にツヴィッカウの工場で始められ、デリバリーは2020年の夏にスタートする。「ID.3 1st」と名付けられた初期生産分はバッテリー容量が58kWhのモデルで、最高速は160km/h。リアに搭載された最高出力204PS、最大トルク310N・mのモーターで後輪を駆動する。価格は4万ユーロ(約474万円)未満。
フォルクスワーゲンはこのID.3を、「ビートル」や「ゴルフ」の初代モデルと同様、同社にとって大きな節目のモデルになるとしている。
(webCG)
最高出力もリーフとほぼ同じ感じです。値段の詳細は分かりませんが若干リーフの方が
安い感じもしますが、まだはっきりしません。一番気にしているのは、この車の位置づ
けが初代ゴルフやビートルと同じとしている点です。そして、このEVの基本構造、
「MEB(モジュラー エレクトリック ツールキット)」を使って、33車種を作ると公言
している点です。こういう時代の流れは流れ出したら一気にですし、その流れは止めら
れません。なんせVWですから。こういう点は今後も注意してみていこうと思ってま
す。