日本では何故か活動があった話は聞いてないですが、世界中の子供たちが気候変動を
心配してデモをしたって話がありました。これは今の気象を見ていれば当然のことだと
思っています。過去こんな気象はなかったと言われれば、敏感な子供たちはそう思う
のは普通のように思えます。
何度もここでも話をしていますが、大局的には地球は寒くなっています。ただ、短期で
見れば平均気温が上がっています。後は太陽の活動状況もかなり気になりますよね。
後は二酸化炭素の空気中濃度と平均気温の上昇相関ですが、これがはっきりしなくな
ってきました。どうも単純には相関になっていないようなのです。そうなると原因は
なんであるか、ということになりますが、これを定量的に分析できるだけの技術力は
まだ、ない感じです。
しかし、欧州の夏場の猛暑、米国での強烈なハリケーンの発生や日本での台風の来襲
やその規模の大きさ、激しい降雨の状況を見ると地球環境が大きく変わってきている
と言わざるを得ません。それに非常に気になるのは地球規模での人口の増加です。
これらが全て地球環境を大きく変えている原因の1つなのは間違いのないことのよう
に思えます。
そして、今の各国のリーダーがあまり地球全体のことを考えない。単純には自国だけ
良ければ良いというような施策ばかりをしています。これでは地球全体をして環境を
変えない方策を取るというのは非常に難しいし、今の環境変化が大きくなってきて
いることからも、その対応は待ったなしなので、子供たちの言っていることも当たり前
と思えるわけです。そう、今の大人は老衰で死ぬかもですが、自分たちは環境変動で
死ぬかもしれないと思ってしまう訳です。
地球規模の話はそうですし、国内で言えば、もう南海トラフを中心として起これるで
あろう連続した大地震の発生や都心直下型の大地震はいずれ近いうちに怒ると推測
されます。加えて富士山の噴火、これですね。関東の首都機能が完全に麻痺し、経済
的にも大混乱を起こす大天災が近いわけです。そんな中でも良い環境の日本をどうや
って若い人たちに繋いでいくかが大きなタスクです。そして、世界の子供たちの
不安も当然だと思う訳です。