関電の今回の不祥事、まだ世の中では騒がしいですが調べて見ると関電単独の営業利
益は2019年3月で約2兆8千億円。いや驚きました、流石、超巨大企業です。それなの
に今回の不祥事。がたがたやってますがしっかりコンプライアンスに照らし合わせて
みれば関係した企業首脳陣は退陣が真っ当でしょう。いくら実績や経験があるからと
言って今回のような恫喝に屈していたことは企業のトップはやれません。そういうこ
となのです。自分も上場企業の監査室のトップもやってましたので。爆。
こういう部分は本当に日本企業は弱い。弱いし、コンプライアンスに触れることをそ
のままにして大損失になったケースは腐るほどあります。要は「まずいけど、どう
しよう。会社の慣例だし」と言うのは、気付いたその時に洗い出して綺麗にしておか
ないと将来、企業の大損失になる種その物なのです。まあ、その件に関わっている人
間に聞いてみても「それは分かってるけど」と言いますが、実質は分かってない。
だって、分かっていたらそれが企業の大損失になると本気で思っていたら、すぐ対応
するじゃないですか。それが出来ないのは分かっていないからに過ぎません。
まあ、今回の件も相手が助役でヤクザめいた感じの御仁のように報道されていますが、
超大企業なら当然のことでしょう。あって当たり前。厳しくても対応はしないといけ
ない。可哀相ですが、そういうものです。もう1つは原子力発で実施の際の裏のお話
もまた出てくる可能性も大なのかな。そして、原子力発電では裏で巨額が動く。それ
が、もう、そのまま今回に件に関わってます。まあ、今回の報道も上手にマスコミを
使って同情を買う感じにしてますが、会社を思えば、あるいは本物の企業トップなら
関係者は退陣した方が良いです。それが貴方の企業の将来のためなので。