自民党二階幹事長の台風19号に被害に対してのコメント「予測されて、いろいろ言われ
ていたことから比べると、まずまずに収まったという感じ」に対してかなり批判も出て
いるようですが、こんなの当たり前だと自分は思っています。談話が出た時点で批判
されるのは分かっていましたので。二階氏がどれだけの人物かは知りませんが、もう
80歳とのこと。いくら優れた人でもおじいさんです。多分、今回問題にされている発言
も本音で出た言葉のように思えます。勝手に推測すれば、その発言に際には台風で亡く
あった方や被害に遭われた方を軽んじてる気持ちは無かっただろうとは思いますが、
政治家としての自分に関わった部分では想像よりは実際が下回ったということなので
しょう。単にその辺のおじいさんが、そんなことを言っただけなら問題にはならない
感じはしますが、なんせ政治家で重職ですから。
そうなると公けで話す言葉には意味があるので、もともとから発言は気を付けないとと
いったポジションの方です。批判はしませんが、死者が既に40名、行方不明が17名。
この数字をどう捉えるかですが、自分は大災害と言う捉え方をしています。台風が過ぎ
去った直後では死者が数名だったのですが、そんな数字で収まるわけがないと思って
いたら案の定です。台風の規模もかなりだったですから。そういう訳で個々で被害の
捉え方も色々あると思いますが、どうもまずまずの感覚が分かりません。
ふと思ったのが東京オリンピックの開催時に、こんな台風被害が起きたら、どうなるか
です。相当競技にも支障が出ますし、第一継続して開催できるんだろうかと言う心配も
付きまといます。いずれにしても不用意な発言を公けにしてしまう政治家が多き気が
してます。しかし、80歳の政治家ですかぁ、なんなんでしょうね。