まずは今回の豪雨でも被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。台風も多いし、
雨量も多いしで本当に踏んだり蹴ったりの状況でしょう。自分の住んでる場所では停電
が30分間ぐらいありました。必要な物を取りに役所まで行ったのですが、履いたのが
長靴で大正解。もう、10㎝ぐらい冠水の箇所がいくつもあったので。思った以上に降っ
てます。もう側溝の蓋のところまで水が来てましたから。雨音等ではっきり聞こえなか
ったですが、一宮川の警戒水位を超えたような市役所の広報があったりしたようです。
なんせ千葉は温かい海水温の影響をダイレクトに受ける地域なので、今回のように
低気圧に向かって多量の水蒸気が入り込むと豪雨になってしまいます。
地球の誕生からの年月で言えば、人間の一生なんてもうゴミ以下ですし、その人間が
一生のうちで経験する自然災害なんて、たかが知れてると言えます。しかし、天災の
被害は各人に確実に襲い掛かる訳で、各個人がそれに立ち向かうというか、対応しな
いといけません。そこが非常に厳しい。今回の豪雨では1か月分の雨量が数時間で
降ったとされているので、街の排水能力を大幅に超えたのは当然ということに
なるでしょう。降った雨が舗装された道路では地中に浸み込むこともないので、そ
のままの雨量が排水に流されます。
自分たちの子供の頃なんて全面舗装とかそんなになかったですから。雨の多くは地下
浸透してたんでしょう。今はそういうのはあまりない。そうなると悲しいことに
排水能力を超えた地域は全部、水浸し、浸水になってしまいます。そういう設計で
なくても昔は大きな問題になっていなかった雨も今は大問題になるわけです。
多少は設計段階で余裕もみてると思いますが、今の雨量はそれを大幅に超えてます。
もうそういう自然環境に移行しちゃってます。短絡的に地球温暖化のせいだとか
言いたくはないですが、そういう自然になってきてるのは事実です。それを限られた
公費の中でどのように対策していくのか、非常に注目したいところです。