今回も驚きの何でも鑑定団でのお話です。お話はネットオークションで見た後醍醐天皇
の書と言われる品物からオーラが出ていて、どうしても欲しくて37万円で購入した書が
鑑定団での鑑定結果では、800万円の値段が付きました。いやー、実物を見ての話なら
まだ分かりますがネットオークションでオーラですよ。自分の感覚としてはあり得ない
です。面倒臭く考えるとなんでディスプレイの画像からオーラが分かるのか‥‥と
言うことです。
そういう意味では媒体がなんでだろうと感じてしまう人がいるということです。どうい
う感性かは分かりませんが、そういうことなのでしょう。中年の男性だったですけど。
値段が高くてというよりも、そういう感性を持っている人がかなり羨ましいです。
自分も昔は直感が結構、あったように思っていますが、今はもう無くなってます。
悲しいかな消えちゃってますね。
また、自分の感性ではなかなか理解が進まないのが「焼き物」と「書」です。焼き物は
形の良し悪しは分かりますが、焼いた後の風景の見方がどうも理解出来ていません。
ここは結構難しい気がしてます。もう1つの難問の「書」崩されて書かされるともう
分かりません。どれが良くてどれが良くないとか、どんなのが本物でどんなのが偽なの
か、わかりにくいです。今回の書も非常に分かりにくい。ちょっと見ではどう考えても
自分の感覚では本物に思えません。多分それは崩した文字が自分に与えている印象がそ
うなのでしょう。単にTV画面からでは古ぼけた、どうしようもない文字が並んでいる
に過ぎません。凡人の感性なので、そんなものなのでしょう。
しかし、それが1300年代前半に天皇であった方の直筆の書であったとは。それをネット
で目ざとく見つけた人にも関心しますし、ネットオークションでそんな物が出てきたこ
とすら驚いてしまいます。現実は小説よりも奇なりと言いますが、本当にそういう出来
事でした。凄いなぁ。