政治家の中曽根氏が101歳の大往生を遂げたニュースを聞きました。詳細は知らない部
分もあるので誤解もあるかもですが正直、自分は大統領のような政治家を目指した中曽
根氏が嫌いだったのです。会社員と政治家を同じ土俵で話のは変なのかもですが仕事
なんて成功させて当たり前。つまり成功で普通であってやらなければならないことは
やって普通だと自分は思っています。そういう視点で見るとどうしても欠点と言うか
おかしい部分が目立つのはどうしようもないことです。
その点で言えば、あの方が首相の際に大学の補助金を大幅にカットしたのはどう考えて
も大きな判断間違いだと自分は確信しています。確かに公金なので正しい利用をしない
といけないのは当然ですが、教育にかかるお金をカットは本当に駄目です。これで各
大学が費用捻出で未だに苦労しています。そして正常な研究活動が出来ていない。
これは本当に国が滅びます。同じことを何度も言いますが今のように大学の研究に対し
て企業のような成果評価方法を持ち込んだのも大間違いです。それなら良く分からない
ODA等を縮小すべきでしょう。これも素人考えかもですけど、いずれにしても教育や
研究に関係する費用はケチってはいけません。
そして最後に思うのはJAL123便の墜落事故の話です。どこまで本当かも分かりません
が、その真相をあの方が知っていて、その内容は墓場まで持っていくようなコメントが
昔出ていました。圧力隔壁事故なんて信用しにくいお話ですし、あの墜落事故は余り
にも不可解で辻褄の合わない事実が多過ぎです。それでももう中曽根氏が亡くなって
しまっては、その内容も表には出てこないということになってしまう。それは本当は
避けたかったのに。
多分政治家としては良いこともしたんだろうと思いますが、自分が亡くなった中曽根氏
の名前を聞くと思うことは前述の2つなのです。