一部では日本でも景気の良い企業もあると思いますが、概ねはあまり良くないような、
そんな話ばかりが聞こえてきます。それを吹き飛ばすような米国でのお話。不動産企業
が社員に特別に総額12億円の賞与を支給したという非常景気のいいお話です。ニュース
はCNNからです。
【CNN 12月11日】
米メリーランド州にある不動産会社の従業員はこのほど、毎年恒例の休暇シーズンのパーティーで予期せぬ贈り物を受け取った。合計で約1000万ドル(約12億円)にも上るボーナスだ。セント・ジョン・プロパティーズの従業員198人は平均で5万ドルのボーナスを受け取った計算になる。
アシスタントプロジェクトマネジャーのステファニー・リッジウェー氏はCNNの取材に対し、ボーナスの入った封筒を開けた時のことを振り返り、「全く信じられなかった」と述べた。「自分が見たものが信じられなかった。自分がどのように感じているか表現する適切な言葉さえ思い浮かばなかった」
セント・ジョン・プロパティーズのローレンス・メイクランツ社長はCNNの取材に対し、同社の開発した土地が2000万平方フィート(約185万平方メートル)という大きな節目に達したと説明。こうした目標の達成に貢献した全ての従業員に何か感謝の気持ちを伝えたかったと語った。それぞれの従業員は在籍した年数に応じてボーナスを受け取った。最少額は100ドルで、この従業員は雇われたもののまだ働いてはいなかった。最高額は27万ドルだった。
明るい、非常に景気の良いお話です。こういう判断をした企業のトップも素晴らしい。
再興支給額27万ドルは日本円にして、2900万円以上! いやー、これは驚いてしまいま
す。本人もびっくりでしょう。こういう部分は米国は凄いと思いますね。確か、米国民
の今が幸福かと言う問いの答えがそうでないと答えた割合が減っているんだとか。
米国は景気が良いような話ばかり出ていますが、格差が大きいと言うことかもしれませ
ん。日本も下らない話題ばかりでなく、明るい話題が欲しいところです。