CNNニュースを見ていたら、トランプ大統領が発表した新型肺炎による米国での死者予
想が10万人から最大24万人と言うことで非常に驚いてしまいました。こんなに深刻な
状況だったとは全く知りませんでした。世界が壊れる、そんな状況なのかも知れませ
ん。欧州もイタリア、スペインが大打撃とのこと。完全に通常の経済活動が出来ない状
況が暫く続くようです。感染者数に関しては米国の大学が発表していますが、なんと
86万人弱の数字が出ています。絶対数だけで言えば、かなりです。まあ、インフルエン
ザの世界中での死者は、こんなものではなくて年間25万人から50万人と桁が全然違っ
てます。
被害は当然これだけではなく、米国では今回の疾病により国民総生産GDPの25%が失わ
れ、失業者数も数千万人単位で発生する予測が出ています。そして国の予算もこういっ
た経済と新型肺炎に関する医療の両方に支出しないといけないことになります。そう
なると端的には経済と人命どっちを大事にするのかと言うような厳しい難問も出てくる
訳です。結論は両方大事なので、どのようなバランスで対応するのか、と言ったことに
なるのでしょう。非常に厳しい舵取りです。でも、やるしかない。今の資本主義社会に
とっては致命的な問題となることもあるかも知れません。
こんな風に考えていくと米国の影響をダイレクトに受ける日本も経済は相当落ち込むこ
とになるのでしょう。今までずっと、嫌な雰囲気が世間に漂っていた根本はこんな疾病
の発生による経済大打撃の前兆だったのでしょう。何年か前から世界が亡ぶかも知れな
い最悪の出来事に「新ウイルスのバンデミック」が出ていました。それが今現実にな
った訳です。それをどうやって被害を最小にしてサバイバルするのか、冷静に見ながら
必要な対応を冷静にしていこうと思います。お子様は助けないと。