災害も多くて政府も非常に忙しい業務をこなしている最中であろうけれども、この7月
4日、5日には、中国公船2隻が計39時間23分にわたって尖閣列島領海に侵入し、最長侵
入時間も記録したことを日本は絶対に許してはならないと思っています。この状況を
許すということは尖閣列島が日本の領土ではないようなメッセージを中国に伝えている
ことと同じことです。情報は当然、政府には入っているでしょうし、それでも何も
効果のある対策をしていないのは、どういうことなのでしょうか。
非難はしませんが国土を守ることを確実にやってほしい。鈴木宗男衆院議員(当時、現
参院議員)が2007年3月、政府に質問主意書を提出しているそうです。その内容は尖閣
列島における中国との領土問題の有無のほか、政府職員を同島に上陸させたことがある
か等だったようです。当時の安倍政権の回答は領土問題は存在しないとか、職員上陸は
過去にあるだったようです。それが今、領海が存在しないような領海侵犯をされている
現状で何もしないのは、領土を中国に渡すことと同じなので、絶対に更なる対応が日本
には不可欠と考えます。多分、海上保安庁も必死で対応してるとは思いますが、もう
1省庁では対応出来ない現状なので政府が対応すべきです。少しだけ不満を言えば
こんな重要な問題を黙視している議員なんて不要です。運動資金を某国からもらって
いる議員が多々いるかも知れないと思われても仕方がない状況です。情けない。
「他国ともめたく無い」と言うことと「国土を確実に守る」は全く別のこと。こんな
状況で某国の総書記を国賓として招待するなんてこともあり得ない。元来あった日本人
の考え方や生き方を完全に壊すものです。あり得ないし、そんなことを政治家に権限
委譲していないつもりです。日本がこれからも日本として存続するのであれば、近い
将来にはっきりとした白黒が出てくるはずです。こんな不満を言ってる場合ではなく
必要な対応をしないといけません。
対応案は過去から案が出ていました。今回の政府職員の上陸もそうでしょうし、そこで
島内に国旗でも立てればいい。政府の施設の建設もそうでしょう。灯台とか気象観測
施設とか。日本国の領土であることを明確に示さないといけません。中国はもう何年も
前に言われていた尖閣列島を奪う方策をずっと進めています。完全に計画的にです。
それには当方も必要な対応を必要な時期にしていかないといけません。国が国としての
対応が出来ないのであれば、国として存続出来ないと思っています。