欧米では新型肺炎で亡くなる方も多く、どうも新型肺炎に対する抵抗力もさほどない
感じのニュースを耳にしています。今までの当該疾病に関するデータを見ても亡くなる
方の人数もどうもインフルエンザの3分の1ぐらい。特に年齢が60歳を超えていたり、
既往症のある方、具体的には①免疫力が低下する病気として、血液の病気(白血病、悪
性リンパ腫など)、糖尿病、自己免疫の病気(関節リウマチ、全身性エリテマトーデス
など)、肥満、消化器の病気(胃潰瘍、胃がんなど)、HIV感染症等にかかっている方
そして、②身体の機能が低下する病気として慢性呼吸器の病気(COPD、気管支喘息、
肺がんなど)、慢性心臓の病気(高血圧、心臓弁膜症など)、慢性腎臓病、慢性肝臓病
(肝硬変、肝臓がんなど)、神経病・神経筋病(パーキンソン病など)と、この①②に
の病気でなければ、ほぼ問題にならない感じです。
確かに楽観視は出来ないでしょうが、どう見ても感染経路がはっきりしない方が半分以
上いる現実を見ると既に当該病原菌は蔓延していると言っても良いようにも思います。
加えて、どう見ても強制的に人の移動を長期間抑え込むのは無理に見えます。実際に体
調が少しおかしくてもアンケートでは6割以上の方が出勤して仕事を継続しているよう
ですし、今の国や地方自治体の規制も理論立てての背景がないものが多くあるように
自分は見ています。3密もひょっとしたら予防策にならない気さえしてきています。
更に営業損失の補填が十分でないならお店等の規制も無理でしょう。理論立てての背景
があまりない場合が多いように見えます。少なくとも国は個人の事業主を本気で助ける
気構えでいるようにも見えません。補填がないとしたら、あとは自分で自分を守るしか
ない。そう実質的に被害のない方々には規制はもう不要と思います。ただ60歳以上の
方や先程述べた基礎疾患ある方々が要注意での対応が必要になります。
多分、いくら技術系とは言え、自分は医療は素人です。しかし、今までの今回の新型肺
炎(コロナ)のデータを見れば、少しだけそれらの判断が出来るのであれば、同じよう
なことを既に言っているに違いありません。各公的な機関にも同様の進言は届いている
かも知れません。ただ、それが実行出来ないのは誰が責任を取るのか、とか、マスコミ
に騒がれたらとか、そんな意識が働いてるかもです。いずれにしても被害が大きくない
なら潰れそうな産業を助けないといけません。もう、その時期だと自分は確信していま
す。皆さんも国が出してるデータを見て自分なりに考えてみても良い時期と思います。