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沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

アルファタウリのガスリー、遂に優勝!おめでとう!

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出典:アルファタウリHPより

以前のトロロッソの時から気にしていたガスリー、遂にイタリアグランプリで優勝で

す。良かった!良かった!ホンダ自体も少し気になっていた肩の荷が下りた感じがある

んじゃないでしょうか。そういう意味でも良かった!2位のマクラーレンサインツ

の差は最後は0.4秒!凄い!ガスリーさん、貴方は本当に偉い!良いですねぇ、やりま

した!昨日は本田宗一郎氏のお話を出しましたが、こういう部分がホンダが尊敬出来

ちゃう部分です。ホンダレーシングのHPにも記事が出ていましたので紹介いたします。

 

RACE REVIEW


モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPは、セーフティカーや赤旗中断もあり劇的な展開となり、Scuderia AlphaTauri Hondaのピエール・ガスリーが、キャリア初優勝を飾りました。AlphaTauriはホームGPでの勝利となり、Hondaとのパートナーシップ開始から50戦目という記念のレースに花を添えました。

19周目にケビン・マグヌッセン(ハース)が、マシントラブルによってピット入口付近で停止し、セクター3でイエローフラッグ掲示されると、AlphaTauriはガスリーをピットへ入れてハードタイヤに交換。この直後にセーフティカー導入となりましたが、それと同時に止まっていたマグヌッセンのマシン位置を考慮し、ピットレーンクローズの指示が出されました。

このため、セーフティカー導入直後には各車ピットインができず、セーフティカーの後方で隊列ができたころにようやくピットレーンがオープン。各車がタイヤ交換のためピットに向かい、フェルスタッペン、クビアト、アルボンもこのタイミングでピットインしました。一方で、一足早くピット作業を終えて隊列についていたガスリーは、後からピットインしたマシンの前に出る形となり、3番手まで浮上しました。

セーフティカー解除の直後に、ルクレールが最終コーナーのパラボリカで激しいクラッシュを喫します。幸いにもドライバーは無事でしたが、コース脇のバリアを修復する必要が生じたために、レースは赤旗中断となります。この間、各車はタイヤ交換が許可されており、ガスリーは新品のミディアムタイヤ、フェルスタッペンとクビアトはフリー走行で使用したユーズドのミディアムタイヤ、アルボンがハードタイヤに履き替えました。

レースは、各車がグリッドにつくスタンディングスタートで再開され、27周目からのリスタートとなりました。3番グリッドのガスリーは、好スタートでストロールの前に出て2番手を確保。さらに、首位のルイス・ハミルトン(メルセデス)は、ピットレーンクローズの中でピットインしたとしてストップ&ゴーペナルティーが科されており、その消化によって後方へと下がります。

こうして、残り26周時点で首位に立ったガスリーは、後続との差を広げながら快走を続けます。また、クビアトも10番手を走行してポイント圏内を確保。一方のRed Bull勢は、フェルスタッペンがパワーユニット(PU)に問題が発生したためにリタイア。アルボンはマシンダメージとトラフィックに苦しんで後方でのレースを余儀なくされていました。

レースが残り15周に差し掛かる頃から、2番手のカルロス・サインツ(マクラーレン)が徐々にガスリーとの差を詰めてくると、最後の数ラップではDRS圏内に入られます。しかし、ガスリーはこのプレッシャー下でもミスなくチェッカーまで走りきり、最後は約0.4秒差でサインツを抑え、見事キャリア初のF1優勝を成し遂げました。この勝利は、HondaにとってもAlphaTauriとの初優勝となります。また、Honda PUで勝利を挙げたのは、Red Bullに続きAlphaTauriが2チーム目となりますが、2014年に現行のPU規則が導入されて以来、同一メーカーのPUで複数チームが優勝を果たすのは初めてです。

チームメイトのクビアトも周りのマシンとバトルを続け、最後は9位にポジションを上げて2ポイントを獲得。アルボンはマシンダメージによって一周あたり2秒ほどのタイムロスが続き、15位でレースを終えています。

次戦は1週間後の9月13日(日)決勝で、F1初開催となるムジェロ・サーキットにて、トスカーナGPとして行われます。

 

一緒にピエール・ガスリー氏の談話も掲載されていましたので、それも載せます。

「最高です!言葉にならず、信じられない気分です!この1年半、さまざまな苦しいことがありましたが、この結果は予想を超えていました。Scuderia AlphaTauriに戻って以来、懸命に取り組んできました。一日ずつ、そしてレースごとに僕らは成長し、少しずつですが強くなってきました。チームは、昨年のブラジルで僕に初表彰台をもたらしてくれましたが、今日は僕らのホームであるイタリアで、しかもモンツァで、ついに初勝利を挙げることができました。僕は決してあきらめませんでしたし、F1で成功するためにすべてを捧げて戦ってきました。そして、今日は最高の一日になりました。首位を走っていたとき、このポジションを失いたくないという強い気持ちがありました。もし2位になっていたら、満足できなかったと思います。簡単ではありませんでしたが、持てる力をすべて出しきり、背後のマシンにスリップストリームを与えないように激しくプッシュしました。最後の5周は特に厳しい戦いだったので、10回はピンチがあったと思いますが、とにかくプッシュしました。タイヤは終わってしまっていましたが、なんとしても勝利をつかみたかったのです。自分がF1レースのウイナーと呼ばれるのは、まだ不思議な気分です。現場と、ファエンツァ、ビスターのファクトリー全員に感謝を贈ります。みんなにとって最高の一日になりました。ファエンツァにある本社メンバーは、ほとんどがイタリア人なので、ここイタリアGPでの優勝は格別なものです。皆さん、本当にありがとうございました」

 

ガスリーの「僕は決してあきらめませんでしたし、F1で成功するためにすべてを捧げて

戦ってきました」の言葉が強く胸の奥に響きます。これってホンダ創始者の宗一郎氏の

言葉や精神に似てると思いませんか。感動させてもらいました。50戦目の優勝、本当に

おめでとうございます!

 


2020 Italian Grand Prix: Race Highlights