ニュースを見ていたら、非常に気になるというか、そういう落札価格になのね、と言う
お話が出ていました。限定世界23本の日本酒です。海外での評価も高く、ある意味、日
本酒のイメージを変えた獺祭。非常に美味しいのはもちろん、自分で結構買っていたの
はスパークリング。自分が飲んでいた時にはお米の磨き方で2種類あったのが、今は1種
類になっているようです。このスパークリングは甘い感じですが非常に美味しい。是非
お勧めしたいお酒です。
さて、実際にサザビーズに出品されたのは6本。サザビーズの香港でだったようですが
値段が4合1瓶ですが、約76万円から約84万円。まあ、驚くような価格ではありま
すがそんなもんでしょう。正直価格はどうでもいいのです。落札したのはどこの方か
出ていませんが、なんとなくC国マネーのような気がしています。価格はともかく、
日本酒がこうやって評価されたことは非常に嬉しい限りです。
獺祭では今、「山田錦プロジェクト」なるものをやっていて、全国の山田錦農家に今ま
での山田錦を超えるお米を作って頂くことをしているそうです。それを機械分析、DNA
鑑定、プロによる目視など、様々な形で評価し、優勝米を市場価格の約25倍で買い取っ
ているそうです。今年も開催で優勝者には賞金3千万円、準優勝には1千万円の賞金が
渡されるそうです。これもなかなかです。流石というべきでしょう。
そして、今回厳選されて作られた23本のオークション以外の瓶は。これも粋な計らい
ですが、瓶詰めした残りの17本は米農家に味わってもらい、社内の特別な行事で使う
ことにし、販売予定はないといいます。ただ瓶詰めしなかった分は、流通品の一部にブ
レンドして顧客に還元しているそうです。こんな風に言われたらますます獺祭が好きに
なってしまう。(笑)。
そう言えば自分も獺祭さんが西日本豪雨で被災した際にも例の「獺祭 島耕作」を1本
買いました。当然美味しかったです。こんな風に獺祭とのお付き合いは自分の前からの
繋がりであり、今回の件も非常嬉しいお話でした。他の頑張っている酒造メーカーさん
もそうですが、今の日本酒は世界に通用しますし、本当に美味しい。こんなことを書い
ていると日本酒が飲みたくなってしまいます。