新年、明けましておめでとうございます。去年1年は思った以上に苦しいことも多々
ありましたが、戦争もなく、また、生活もしていること自体に感謝したい感じです。
人間長く生きていると世の中の仕組みが見えてきて、非常に愕然とする場合も増えて
嫌になることも増えるわけですが、それをいちいち嘆いていても仕方がないわけです。
ただ、今回のコロナ肺炎のバンデミックは前々から予測はされていた事象であってに
も関わらず、先進国でさえ全然準備が出来ていなかったに過ぎません。
それでも変異したコロナが出てきたり、第何波まで出てくる感じですから、後2年位
はこんな感じが続くことを前提に生きていこうと思っています。そういう面では政治
にはほぼ期待出来ませんし、今、支給のある年金についても全面的に自分の生活を十
分支えてくれるものでもないわけです。これは昔の自分たちの祖父母の頃とは全く違
う状況なので生きていくというか、満足出来る生活を送るためには今までと違った
考え方で生活をしていく必要があるわけです。そういう意味ではお役所が老後2000万
円の資金不足になると言ってくれたのは、本当に良かった感じです。
少し変な話ですが、父方の祖父は近衛兵とか田舎で教育長とかやった人で結構、厳格
な人でした。その祖父のところに何故か学校の休みになると長期間出されていたこと
があって、当時のじいちゃんの影響を結構、受けていました。今でも言葉として頭の
中にあるのは「男は台所に入るもんじゃない」とか「男はニヤニヤするな、にやける
な」とか「男が涙を見せるのは親が亡くなったときだけ」とかそういうのです。
今の方が聞いたら「時代錯誤も甚だしい」と言う内容ばかり。じいちゃんは、そうい
う中で生きてきたんだと思います。こんなこと言われてながら育った自分は一時期、
本当に笑うのは止めていました。男らしくないんだと思っていたためです。そんな
馬鹿なと思うかもですが、本当です。そんな時代が何年かありました。
今思えばにやけるでなくて、笑顔ですが非常に大事ですよね。出来るだけ幸福に生き
ようとしたら笑顔は不可欠。そして、これからの何年間かはコロナの影響はあるで
しょうから、苦しい時ほど笑って過ごしていこうと思っています。それに加えて他人
に優しくかな。これも非常に大事です。見返りを求めない優しさです。
今日は元旦。太陽の光が強く周囲を照らしてくれて、新しい門出のエネルギーをもら
えた感じです。貴方は、これから何をモットーに生きていこうと思いますか。